日本代表選手たちよ!地位向上、モチベーションアップのために強攻に戦え!
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そらまめ
2010年12月18日 16:15 visibility57
サッカーの日本代表選手団が、日本協会と代表試合での報酬などを巡って対立しているそうだ。
日本代表選手がゲームを勝利することに対する手当てが、世界基準の半額以下に設定されているその極端に低すぎる実態に選手側が反発しているのだそうだ。
代表選手にはなんと出場給すらなく、日当の1万円が支払われるだけ。
支給されるのは、対戦相手のFIFAランクによって試合に勝利した場合に、勝利給が支払われる仕組みになっているだけだそうだ。
9月4日のパラグアイ戦は15万円。
10月8日のアルゼンチン戦が20万円。
10月12日の韓国戦は引分けでは5万円(勝てば10万円)。
アジアのライバル韓国の勝利給は最低でも約30万円だそうだ。
ようやく手当てを出し始めた2002年から日当も勝利手当て支給額の割合も改定無く、諸国に比べても極端に低くなっている。
しかも名前入りの代表ユニホームやグッズが売れても、サッカー日本代表選手は肖像権が認められていないため、選手個人に対し1円も還元されていない事実もわかっている。
また、代表でのゲームでケガをして、その後チームに戻っても試合に出られ無い場合に、チームから出場給などが支払われなくても、代表でケガをしたことによるその補償も一切してくれない。
選手側が地位向上とともに、勝利給アップ、肖像権保証、負傷時補償の明文化と改善を要求するのは当たり前のことだと思う。
日本代表という誇りの中で戦うのは確かに大切だ、しかしプロたちにその評価として報酬を与え、肖像の保証、損害への保証をするのは送り出す立場としても当然のことだと思う。
実は、今年のW杯南ア大会直前のスイスでの合宿でにおいて、選手側と協会の大仁副会長と原技術委員長に改善を要求する場面が有り、協会側が「検討する」との回答の経緯があるらしい。
しかし、今回のW杯後においては、当時の犬飼基昭会長の個人的判断として、特例の300万円の特別ボーナスの支給が行なわれはしたが、選手の求める根本の処遇の改善は無く、9月以降の代表戦の手当ては上記の通りだという。
現在、日本プロサッカー選手会(JPFA)が弁護士を立てて、選手の代表として交渉を続けているそうだが、相手方の日本協会が「検討する」と応えていたことを後退させ、要求に対し返事をすることすら「ペンディング」と保留し続け、歩み寄りを見せない現状なのだそうだ。
こういう状況の中で、選手側の不満は収まらず、解決への手段として、JPFAとして代表招集ボイコットを行なう準備を進めているそうだ。
来年3月25、29日に予定している代表の親善試合は、ボイコットにより開催不可能になる可能性が高まっている。
このまま選手たちのモチベーションの維持が難しくなれば、次回のW杯ブラジル大会の予選への影響への危惧の高まりも出始めるだろう。
日本協会は、これからも選手から話があるというなら、話は聞く。話は聞くが、協会としての決まりがあるわけだし、協会としての立場を必要があれば弁護士を立てて伝えるだけ。と通告。
検討する姿勢すら無くした協会と選手との溝がますます深まりつつあるという。
国民に歓悦を与えてくれる日本代表選手たちよ!
その悦びのためなら、選手自らの地位向上、モチベーションアップのために、強攻に協会と戦え!
おいらとしても、選手たちの求める勝利給アップ、肖像権保証、負傷時補償の明文化は最低限の要求と納得できるものだ。
名誉だけで戦う戦時下の兵隊では無いのだから。
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