硬ゲーム

岐阜が10位に滑りこむには、草津や福岡がコケない限りは無理という厳しい状況。その上で、今シーズンの目標を達成しようと思うのなら、残り2戦を連勝するつもりで当たるしかない。
その意気がプレッシャーになってしまったのか、TV画面に映る岐阜の選手たちの表情がどことなく硬い。体の動きは悪くないのだが、活き活きとサッカーをしているようには見えなかった。


前半8分、ややラッキーな形で西川の先制ゴールが生まれたことで、一旦ゲームを落ち着かせて有利に運んでいくかと思いきや、そうは為らず。セレッソに圧されて、岐阜がなかなかボールを持てない展開が続く。
19分、23分にはバタバタした守備の隙を突かれて、船山選手に2失点を喰らい、あっさり逆転されてしまう。
後半は何とか持ち直したものの、得点が生まれないままゲームセット。意外性のない結末を悲しんだのは、岐阜の関係者だけだったに違いない。

確かに、岐阜とっては絶対に勝たなければならない試合だった。しかし、それはJ2制覇を狙う相手のセレッソだって同様である。
勝ちを意識して緊張しすぎては、格上のチーム相手に、ましてやアウェイで勝てるはずもないだろう。


翌日、福岡が快勝したことで岐阜が今シーズン10位になる可能性は潰えた。
そもそも他力本願なしで目標達成するには、徳島の持つ勝点“72”程度が必要だった訳で、要するに昇格争いに加わるレベルでなければ、10位以内になることは夢想にすぎなかったのかもしれない。

……それはさておき。目標という呪縛から解放された岐阜の選手たちから、最終節ホーム戦では「勝ちたい!」という気迫と同時に、サッカーを楽しむ気持ちも感じられたらいいなぁと思う。

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