WBCの反省を生かしていない

まず最初に。
WBCの時って繋ぐ野球とやらは機能したんでしたっけ?どうもそうは思えんのですよ、僕は。そもそも繋ぐも何も塁にあまり出なかったですよね、あの大会。4番の松中が高い出塁率を誇っただけで、ホームランと走塁、投手力でなんとか踏み留まったんです。
今の打線、どう考えても3、4番がいないんです。稲葉、佐藤、森野、新井、中島、阿部。みんな『5番型』なんですよ。村田にしてもシーズンでは4番を打っていますが、3番寄りではないんですよね。
多くの人は繋いで繋いでと仰いますけど、進塁打を打つとか犠打をするとかそんな単純なものでは無いんです。9〜10の安打に3個の四球、3本の長打が加わるから打線とは繋がりを見せるんです。つまりね、点を取るなら安打以外の何かが必要になるんですよ。
敗けたら終わりってことで打撃成績をキープすることを放棄していませんか?最低3回に1度以上は塁に出るっていうのはノルマですよ。4回に1度の選手が1人いるとその穴を埋めるのに4割出なくちゃいけない選手が必要になるんです。
「4番打者を並べても勝てない」

これはわかるんだけど、いなくしてどうすんだよってのが感想ですね。1、2番と5番以降を繋いでいるのは、3、4番の高い長打率と出塁率なんですよ。それを忘れないで欲しいな。

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