『クライマックスシリーズ』という制度は成功だ、と感じた瞬間。

  • Holy
    2007年09月30日 22:23 visibility44

なんやかんやで忙しくて、1日遅れとなりましたが…。




北海道日本ハムファイターズ パリーグ連覇おめでとうございます!!





正直に言うと、みなさんよく仰られてはいると思いますが、まさかここまで強いとは思いもよりませんでした。

現にデータを見ても『圧倒的強さ』ってわけじゃないんですよね。






9月29日現在での得失点差

1位 日本ハム  +34
2位 ロッテ    +96
3位 ソフトバンク +78





いかに上手く勝ってきたか、が分かると思います。

本当に驚き!

投手力、采配力の差が出ていたのでしょうか。









せっかく得失点差の話をしているので、ついでにコチラも…。











9月29日現在での得失点差

4位 楽天    −99
5位 西武    −17
6位 オリックス −55








…いかに楽天が上手く勝ってきて、西武が効率悪く負けてきたかがわかると思います。

そして我がオリックスも西武と同じく要領悪く負けてきたわけです。




楽天の得失点差−99点で4位になれた、ってのは本当に野村監督の力なのかもしれません。

名監督ここにあり、ってところかもしれません。






以上、オリックスが負けてきた言い訳でした。

















さて本題。






昨日は眠い目をこすりながら、深夜のスポーツニュースをはしごしていました。

ビールかけの模様を見る為です。

願わくばオリックスで見たかったものですが、何度見ても気持ちのいいものです。

『1年間の労をねぎらう』

そういう意味で、どこのチームがやっていても気持ち良いものです。

どの選手も笑顔ですごく嬉しそうでした。

(田中幸雄選手だけやたら真面目で笑顔が少なかった気がしましたが、笑)















これを見て思いましたよ。

『クライマックスシリーズ』という制度は成功だった。










否定論も多いと思います。

優勝チームが日本シリーズに行けないことがあるなんておかしいじゃないか。

リーグ優勝してないのに日本一になれるなんておかしいじゃないか。








主にこんなところですかね。









そうじゃないんですよ。

確か野球SNS上でも開幕前にどなたかが仰られていたのを覚えているのですが、

『日本シリーズはあくまでオマケであって、リーグ優勝が大事』

なんです。








クライマックスシリーズ・日本シリーズという短期決戦よりも144試合という長く長いペナントレースの方が重要。

だから『1位通過』なんていう言い方じゃなくって『優勝』なんです。

歴史に名が残るのは『リーグ優勝』したチームであって、『クライマックスシリーズ優勝』チームではないのです。










だからこそ機能の日ハムのように、優勝で喜びを爆発させればいいんです。

それでいいんです。

そこからまた切り替えて、今度はクライマックスシリーズを楽しめばいいんです。












それにクライマックスシリーズのおかげで、長年経営を悩まし続けてきた『消化試合』というものが少なくなったんです。

『せめて3位には!』っていう気持ちが選手を奮起させるわけですから。

(だからといって『3位でええやん』ってわけではありません。大事なのはリーグ優勝)

このクライマックスシリーズという制度のおかげで、最下位に沈んだオリックスでさえ、後半戦の序盤はめっちゃ楽しめましたよ(笑)

















僕はこれで万事OKだと思いますね。



『日本シリーズに勝つことが最高の栄誉』

という意識があり続ける限りはこの制度が良い制度だと感じることは出来ないと思いますけどね。



『ペナントレースに優勝することが最高の栄誉』

という意識であれば、かなり理にかなった制度に見えてくると思いますよ。

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