フロー体験
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89≒道具係
2007年01月21日 02:17 visibility58
最近、日記のネタがないんで^^;
大学の講義のなかで興味を持ったことを日記にします。(したがってめっちゃ受け売りです!笑)
フロー理論からスポーツの楽しさを考えるというものですが、以下あくまで自分なりの解釈です。
―――――――――――-【するスポーツの楽しさ:フロー理論】――――――――――――
<するスポーツの楽しさ>
スポーツの楽しさは能力と挑戦の程度によって決定されるフローによって規定される。
(「実力に応じた目標によって自身のプレーそのものへ完全に没頭している状態」に楽しさを感じることができるということなのでしょう。「力不足だから努力しよう」、あるいは「より高いものを目指そう」と主体的に考えられているときに没頭した状態になれるのだと思います。主体的にですので自分で気づくか、他者に気づかされる(コーチされる)かしなければならないのだと思います。)
<フローとは>
全人的に行為に没頭しているときに感じる包括的感覚。それは、無心の境地に入ったとき、身体と心が流れるような、滑走するようなイメージの中に自分が存在する感覚。
(講義の中での定義なので難しく感じるのですが、おそらく完全に自分のプレーそのものに没頭している状態のことなのかな?と思います。自分はこのような体験を何度かしたことがあります。みなさんもきっとあると思います。)
<フロー理論の命題>
☆全ての人はフローチャンネルの中で活動するときに楽しさを感じる
・能力よりも挑戦すべき課題の程度が高いと不安を感じる
(例:水に顔もつけられない子供にけのびをさせようとする)
・能力よりも挑戦すべき課題の程度が低いと退屈を感じる
(例:クロールできる子供にけのびをさせようとする)
・退屈を感じた人は挑戦度を高めることでより高い次元のフローチャンネルに入ることができる
・不安を感じた人は能力を高めることでより高い次元のフロチャンネルにはいることができる
(上記の「フローチャンネル」の部分を「没頭状態」にかえて読み直すとわかりやすい気がします。)
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以上、講義でのフロー理論のまとめと自分なりの解釈でした。
野球の楽しさを伝えたい!と考えていても、何が楽しいのかは伝えなければならない相手によって違ってくると思います。
初めはボールを捕ったり投げたりといった身体活動そのものに楽しさを感じて野球を始めるという子供が多いのですが、それだけで続くかと言ったらそうではない気がします。いつかその身体活動(能力)でもってヒットを打ちたいとか三振をとりたいといった目標(挑戦)を持つようになるのです。そうなれば指導者は目標に届くように能力を上げてあげる、能力を上げようと主体的に取り組ませてあげる(気づかせる)ようにしなければなりません。ある程度能力のある子には目標を持たせてあげなければなりません。それによって一度でも没頭状態(フロー)を体験すれば、またそれ自体を求めるようになるはずです。(みなさんも今でも求めているはずです)
結果、野球というスポーツそのものを楽しんで続けていくことができると思います。
そんな感じで、楽しさを伝えられるように春休みに本一冊読む!!(きっと)
みなさんが「楽しさ」を感じる時や完全にプレー自体に没頭したときのお話・体験談・ご意見をお聞かせいただければ幸いです!フロー理論についてやその他なんでもコメントいただければありがたいです!
↑間違ったこと書いていたらすみません><最後までお読み頂きありがとうございました〜
- 事務局に通報しました。
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