告白

【イップス】
イップスとは、元々はゴルフのパターをうまく打てないことを表現した言葉だそうです。
野球で言うイップスとは送球イップスのことで、短い距離の送球をうまくできないことです。
経験ありませんか?

自分なりの解釈では、「イップスとは極度の緊張感から距離感がつかめなくなり、筋肉が共縮し硬直しながら行う動作」のことです。

イップスは精神的な部分が原因とされていると思います。
そのときの心理的状況がすべての原因と考えられているかもしれません。
でも最近では初動負荷理論の提唱者や、新運動原理の提唱者もその著書の中で「イップス」について触れられています。
したがって、イップスの原因は精神的な部分だけでなく、技術的な部分にもあるのだということです。

【共縮】
どの動作においても、その動作にかかわるある筋肉が伸びればそれに拮抗する筋肉は縮みます。
例えばちからコブを作るとき肘を曲げますが、そのとき縮むのが上腕二頭筋(ちからコブ)、伸ばされるのが上腕三頭筋です。
共縮とは、拮抗関係にある筋肉が正常に伸びたりあるいは縮んだりしない状態、つまり硬直した状態を言うものだと思います。(「思います」なので自分なりの解釈です)

以下送球イップス発生までの過程です。
まず球を放ることで何か苦い経験をする。
それが恐怖になり、球を放るごとに大変な緊張をするようになる。
緊張感から距離感がつかめなくなる。
距離感がつかめず、さらに緊張する。
緊張が脳脊髄にインプットされ、筋肉に的確な指令がくだらない。
筋肉がうまく働くことができず共縮、硬直する。
腕を振る感覚がない。
その結果放たれた球はすっぽ抜ける。
それを抑えようとするとひっかける。
「やっぱりだめだ」とネガティブな自分を受け入れてしまう。
例えいい球が投げれてもそれを認めない。
 と、このようになるとひどいものです。

精神的な部分の原因は過去の経験と性格。(頭の中でのイメージは実現されます)
技術的な部分の原因は共縮と、それが身についてしまった動作。

過去の経験を忘れ去り、否定的な考え方を持たないよう心がけることと同時に、動作を改善していかなければなりません。チームメイトの理解も要ります。

自分は送球イップスで野球することを辞めました。
怖くてボールを投げられない。
そこらへんの高校生でも、小学生でも投げられるのに。
こんな選手は全く価値がない。
辞めよう…って感じで。
ほんとに消極的な人間だ〜

今でも投げるのが怖いです。
結局退部したところでなんの解決にもならないし、ただ諦めて逃げてしまっただけでした。
大切なものを失くしたような・・・
そしてここから途中で投げ出すという悪い癖がついた。
だから恥ずべきことをまたしないと誓ってはいますけど・・・
今の自分を振り返ってどうなんだろうとおもいました。
言い訳ばかりして途中で逃げてばかりで・・・

怖いながらもキャッチボールでは投げられるようになってきたんです。
キャッチボールした後「イップス治ればエースですよ」なんて今のチームの後輩言ってくれたり
ちょっとだけ自信でたりするような言葉ももらいました。
このイップスを克服する!
あと、イップス選手をつくらない!

http://baseballsns.jp/member/1293/diary/2425/
過去の日記にも書いたのに、一番すべきことを忘れてた・・・
硬式はできなくても、もう一度心から野球を楽しみたい。
克己心だーー

イップスを調べて検索エンジンから来られた方へ・・・
http://a-27.jugem.jp/?eid=19
役立つかはわかりませんがイップスについての記事です。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。