忘年会

今日は中国の顧客の忘年会に行ってきました。
（中国では、今年は2月7日がお正月。なので、今は年の瀬）

参加したのは、去年に続いて2回目。

この顧客は1000人ぐらいの規模だけど、一同がいっぺんに会して新年を祝う。
去年はホテルのロビーと吹き抜けの2階に机を並べていたけど、
今回は専門の宴会場みたいなところだった。

司会者の男女2名は去年と同じ顔ぶれ。とにかくしゃべりがうまい。
中国人の特徴だと思うけど、表現することがすこぶるうまい。
たぶん、小さい頃から場数を踏んでいる賜物だと思う。

さて、司会者の進行及び主賓の挨拶では、何せ声が大きい。
マイクを持っているのに、持ってないように大声を出すからとにかく響く。
とりあえず、でかい声出しとけ〜みたいな。
うるさいなぁと思っていたら、スピーカーがたまにボコッ、ボコッって言っている。
そのうち、自分の鼓膜がパコッ、パコッって言ってきた。
特に、声のトーンが上がると、間違えなく反応している。
なんか耳が痛くなってきたし、これはやばいなぁって思っていたら、
僕の前の人達がみんな耳に指を突っ込んでいた。
やっぱうるさいよなぁ。そうだよなぁ。

主賓の挨拶が終われば、社員達がそれぞれの出し物を披露する。
聞くに堪えない歌もあるので、おそらく自分でエントリーしたのだろう。
カンフーをしている若者もいる中、1番注目を集めていたのは、ファッションショー。
始まると、大勢の人が舞台に寄ってきた。
自社員がモデルをやっているのもすごいが、
男女モデルもファッションモデルさながらの真剣な目つきでウォーク。白酒（50度以上の蒸留酒）が自分のグラスに注がれているのにも気付かず、見入ってしまった。

みんな顔を真っ赤にして、お酒片手にあいさつして回る。
年の暮れって、先月は日本もそうだったが、
なんか楽しい雰囲気だったなぁとなんとなくうらやましくなりながら、解散する波に飲まれた。