辻内、村田がアメリカ、栂野がドミニカへ

来期以降期待の若手３投手がこの秋、海外に武者修行に出ることになりました。来期以降の期待をこめて自分なりの現時点の評価と今後について書きたいと思います。

辻内（７勝４敗防２．６９）・・・今年は怪我明けということもあり怪我無く１年間ファームの先発ローテで投げ続けられただけで十分でしょう。今年１回だけテレビで投げてるところを見ましたがルーキー時代の面影はまったくなくストレートのMAXが１４３キロ前後で平均しても１４０キロぐらいしか出でいなくて打者から空振りがまったく取れないためファールされてる場面が多かった。その分変化球中心で打ち取っていましたが、１軍で通用するためにはストレートのスピード、キレを取り戻す必要があるでしょうね。今後としては元々が上半身が勝っているフォームでしたのでフォームを一から作って下半身を中心とした投球ホームに作り直すせば以前のストレートのスピード、キレを取りもどすことは可能でしょう。なので自分としては日本でじっくりフォーム固めをしたほうがいいと思いますが球団が決めたことですからね、とりあえずアメリカで頑張ってきてほしいですね。

村田（２勝４敗防３．９８）・・・正直いってまったく見たことがありません。なんで成績だけで判断するしかないんですがルーキーイヤーと比較すれば成績全てアップしてますんで一応順調に成長したのかなと思う。しかし一応ドラフト１位で入ってるわけですから２軍では先発ローテで投げるくらいはやってほしかったですね。元々が素材型の投手らしいのですぐに活躍してくれるとは思っていませんでしたがそれにしても成長がスローですね。来年は大卒で入団して３年目ですのである程度１軍での戦力として計算できる可能性くらいは見せてもらわないと来年の秋は戦力外の対象候補になる可能性がありますね。アメリカではとにかく実戦経験を多く積んでほしいですね。

栂野・・・自分から志願してドミニカ行きを直訴したらしいですから来年以降の決意と覚悟をもってのことでしょう。去年、今年とキャンプから首脳陣の評価も高く開幕から１軍スタートしたものの結果を残せずなかなか一皮むけない状態。投球自体は直球、変化球とも平均点で巨人でいえば久保タイプで、これといったずば抜けたボールがあるわけでも無く、コンビネーションで勝負するタイプなので中継ぎよりはやっぱり先発の方がベターでしょう。完成度の高いタイプなので１軍で活躍するには後は精神的な物だけだとは思うのでドミニカへ行くのは一皮むけるきっかけになるかもしれないので栂野のドミニカ行きは賛成です。ぜひ精神的にたくましくなってほしいですね。

あとフェニックスリーグのメンバーが発表されたがなぜか木村正太の名前だけない。２９日に１軍登録を抹消されたが試合数からいっても１軍に再登録は無いでしょう。当然ＣＳの中継ぎ候補にも入ってると思うのだがフェニックスリーグのメンバーにも入ってないし怪我でもしてるのかな？誰か情報があったら教えてください。