久保ナイスピッチング

個人的にはものすごく期待している久保が久しぶりに素晴らしいピッチングを見せてくれました。特に変化球の切れがすばらしくが8回を1安打無失点と最近にないピッチングでした。

久保といえばいろんな変化球を投げる器用さが幸いして、これといった決め球が無く(しいていえばスライダー)三振が取れないため、コースを丁寧につき打たせて取るのが久保のピッチングでした。ただ勝負どころで甘いストレート、スライダーを打たれていた印象が多い。

ただ最近の久保はカーブを意識的に多く使っていて、緩急をつけるピッチングへの転換を図っているのかカーブの割合が以前より多い。以前からカーブは持ち玉として持っていたがあまり使わずスライダー、フォーク中心のため打者がタイミングを合わせやすかった。ただ多くカーブがあることによって投球に緩急をつけられるし、打者の目線を上げる効果もある。

カーブという球種は最近は西武の岸、巨人の木村正太によって再び注目されていて、特に去年の日本シリーズで巨人が岸のカーブに手も足もでなかった事から再び投げる投手が増えつつあるのかなぁと思ってます。スライダー全盛の時代でもあるので本物のカーブを投げる投手は貴重で打者も慣れてないため打ちづらいですから。

今日の久保を見てて思ったがキャッチャーは阿部より鶴岡の方が合うかもしれないですね。カーブを多く使ってくれますし、球種が豊富でタイプが似ているグライシンガーもうまくリードしている。

どうも阿部はたまにリードが単調になる傾向があるので球種が豊富で緩急をつけたいタイプとは基本相性があまり良くない。相性がいいのはゴンザレスや東野みたいな球種が少なく、ある程度基本パターンがあるタイプです(高橋尚や内海もどちらかというとこちら)

ただ来年以降先発ローテに入るためには阿部と組む確率が高いので投げる本人が意図してカーブを多くなげたり、左右高低をうまく使ったピッチングをものにする必要があるとは思うので、もしそれが出来てある程度キャッチャーから自立出来れば10勝ぐらい勝てるポテンシャルはあるのでぜひ来年は開幕からローテに入ってもらいたい!。

ただポストシーズンの28人枠のメンバーに入るかは微妙ですね。6人目の先発は基本入らないですからね。そうすると中継ぎで入れるかどうかですが先発5人とクルーン、雷神風神、豊田、木村、藤田で11人なので投手枠だとあと1人ですが中継ぎとしての久保は今年の結果からみても期待できないですから、入るのは今日好投した左腕の金刃、2軍に入ってる野間口かなと思います。

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