柏クラシックチームマネジメント2

柏クラシックでは運営において多様性の尊重に留意している。

私も含め日本人は柔軟性に欠けるところがある。

時代とともに大分変わってきているが、スポーツを極めたいと考えたら、まだまだ学校の部活動が中心である。

学校の部活動は中学、高校なら2年とちょっと、大学でもいいとこ3年だ。(メンバー入すれば半年追加かな?)

基本的に新入生以外は新しい戦力は入らないことが多い。

さらに強豪校になると部員は裕に100人を越えてくる。

この大所帯で、2〜3年で成果を挙げるとなるとマイナス評価を下すマネジメントになりやすい。

(良い悪いを言っているのではなく、管理する方が楽だという視点であると理解していただきたい。)


いわゆる、怒るマネジメントだ。

軍隊の教育や独裁国家が得意とするやり方だ。


しかし、メリットも結構ある。

それは突出した天才やカリスマ性を持った人物を生み出す可能性がある。

さらに管理する側が運用しやすい。

勿論、デメリットもある。

その効率の悪さだ。
100名中5名がものになれば御の字だ。

又、過度にプレッシャーを掛け続けると自律的な学習と行動を起こせない指示待ち人間を作り出す要因になる。

(確かに軍隊や警察が自律的学習をして勝手に動き出したらまずいけど…)


急激に売り上げを伸ばしたベンチャー企業に有りがちだ。

離職率は高いが社内は異様な熱気と急激な売り上げ拡大の渦中にあ会社だ。

人は辞めても、カリスマ性を持った魅力的な社員が入るので毎月中途社員が入ってくる。

売り上げが行かない社員には容赦なく、罵声を浴びせ虫けらのように扱う。

このような状況下においても人は恐怖をモチベーションとして成果を上げるのだ。


管理者が怒り狂い、嫌味を言って部下を締め付けるほど成果が上がるのだ。

よって管理者は理性は要らない。

しかし、残念ながら、このマネジメントは3年が限界で有ろう。

人を未来永劫的に入れ換えて行かなくてはならない。


話が大きな方向に反れたので修正すると、たかが遊びの草野球に部活動のマネジメントや同級生の馴れ合いを持ち込んではいけないと言うことだ。


柏クラシックの優先順位は

1、家族
2、仕事
3、チームメイト
4、野球

の順位である。

相手の生活とそれを支える糧を尊重する。


だから、時間を大切にする。更に、時間の質の向上を求めている。

草野球チームの監督であれば誰しもが悩む

金、出席の返答、当日の遅刻に関してはそれほど気を病む事はない。

何故なら選手を信頼し、チームとして理念ありきの活動をしているからだ。


私も若かりしころは、スポーツのマネジメント=軍隊式が正しいと思っていた。

しかし、クラブチームにおいては大きな間違いと気付いた。


続きはまた明日。

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