巨人×ヤクルト(12回戦／巨人7勝5敗＝東京ドーム)

滅多にない完勝。

グライシンガーが8回を無失点、9三振を奪う好投で試合をつくってくれました。
再三の炎上で危機感をおぼえたか、球威も制球力も良い時の状態で申し分ない内容でしたね。
点差が開いた最終回に登板した豊田も、不運な安打で1点は失ったものの、
バットを折っての結果でしたので、さほど気に病むほどではないでしょう。
打線もそれに応え、連日の2ケタとなる11安打で6得点と、徐々に勢いが戻りつつあり。
高橋由、小笠原に会心の一発、坂本が2試合連続となる、6打数連続安打の猛打賞、
阿部も鋭い打球の適時打を放つなど、ラミレスに頼らず攻め立てられたことが大きかったですね。
初回に1死満塁とし、一気にたたみかけられそうな好機で、
ゴロによる1点しか奪えなかったのは反省点かと思いますが、
今日はしっかり犠打も決めるなど、とりわけ大きなミスもなく、
久しぶりに、攻守にわたって締まった展開だったのではないでしょうか。

明日からの竜虎ロードで滝のように流れ落ちないことを祈る。

※選手名は敬称略