広島×巨人(14回戦／広島8勝5敗1分＝広島)

貯金9は奇跡。

内海が8安打を浴びながらも5回を2失点にまとめ何とか。
疲労からか、直球にまったく威力がなく、140km/h台が1球もなかったのが気がかりです。
前回に続き、味方の失策に足を引っ張られたのも影響したと思いますが、
そこをしっかりカバーできないようでなければ、
まだまだエースと呼ばれるには相応しくないかもしれません。
救援陣は、昨日の嫌な流れを引きずらず、その後を零封リレーで雪辱。
特に上原が、力のこもった投球で、本来の状態に近いところまでもってきたのが大きかったですね。
打線も、主軸が4発と花火大会を演じ、6得点は奪ったものの、
安打数はわずか6と、結果的には抑え込まれた印象でしたね。
犠打失敗併殺、好機にも凡飛で進塁打が打てずと、
相変わらず、自らで首を絞めるような惨状。
7回の無死1、2塁では、代打攻勢に出ながらも失敗し無得点で終了。
適材適所の起用でないように思える原監督の曖昧采配も、
繋がりを生めない要因のひとつだったのではないでしょうか。
広島側の走塁ミスや、ブラウン監督が仕掛けるタイミングを誤ったおかげで事なきを得ましたが、
なかなか良い内容の試合が続かないところが後半戦も課題になってくるでしょうね。

他球団も一緒になって巻き返そう、9.5差。

※選手名は敬称略