ラグビー・関東代表金星、ニュージーランド学生代表に競り勝つ (その他)

　NZU来日シリーズ第１戦、関東代表対ニュージーランド学生代表戦は、ニッパツ球技場で行われ、関東代表が31対30の1点差で競り勝ち金星を上げた。

　

　もちろん試合前にニュージーランド名物ウォークライ。

　試合は、1531人の観客を集め、快晴の元14時キックオフ。







　関東代表藤井亮太の蹴ったボールが関東代表ボールとなりそのままキープ。NZU陣内で試合が進む。
開始4分NEC権丈がトライ、藤井のコンバートはならなかったが、15分にもウイング菅野がトライ、藤井もコンバート。
NZUたいしたことないのかなぁという雰囲気が流れたとたんNZUの反撃開始。

　18分PG,25分には、トライとコンバートが決まり、あっという間に12対8。
　勝負の行方はわからなくなってきた。そこで28分SO藤井がトライ&コンバート。
　28分PG、前半終了前にトライ&コンバートを決め19対20　関東一点のビハインドで前半終了。
　風上で一点ビハインドは、やや痛いところ。関東代表は、ハンドリングエラーが多くチャンスを逃していた。




　後半開始早々NZUは、メンバーを変えてきて本気で勝ちに来た。
　8分NZU　PGで突き放しにかかる。しかし関東、13分にサントリーの竹本がトライ、藤井がコンバートを決め26対23と逆転、
　しかし、NZUも引き下がらない。24分にトライ&コンバートを決められ26対30。勝負あったかと思われた。
　36分にNZUのミスから関東ボールを大きく動かし最後は、キャプテン東芝の望月が中央にトライ、コンバートも決まり33対30となると誰もが思った、しかししかし、藤井の蹴ったボールは、ゴールならず。31対30で差はわずか一点。しかもロスタイム3分。
安易に外に蹴りだすこともできない、仕方なくボールを回すがミスから決定的なピンチを迎える。終了間際にトライを奪われ代金星を逃すかと思った瞬間NZUがパスミス。それを拾った関東外に蹴りだし劇的なノーサイド。そして大金星。場内が祝福の拍手。NZUも最大限の賛辞を関東に送る。最後は、ラグビーでは珍しいユニフォームの交換で終わった。






　さわやかな気候の下、国際試合はやはり燃える。