NOMO

  • J
    2007年06月14日 22:04 visibility22

投手、外野手、内野手、捕手と、日本人メジャーリーガーは増え続け、今ではプロ野球界の一流選手がFAを獲得すると、その選択肢には必ずと言ってよいほど、「メジャー移籍」が報じられます。

そして今後も、上原浩治投手、高橋由伸選手、川上憲伸投手、岩瀬仁紀投手、福留孝介選手、黒田博樹投手、和田毅投手、杉内俊哉投手、川崎宗則選手、多村仁選手、等など、日本代表チームに所属した選手や候補選手の多くは、ゆくゆくはメジャーリーグに挑戦したいと考えているのでは?と思います。

今でこそ身近に感じられるようになったメジャーリーグの世界ですが、僕が興味を持ち始めた90年代当時は、オフシーズンの日米野球の前後数週間を除くと、まだまだ注目度も低く、遠い海の向こうのお話でした。

その海の向こうの知らない世界に体一つで飛び込んで行ったのが、ご存知、トルネードこと野茂英雄投手、ですね。
ロサンジェルス・ドジャースに低年俸で入団した後、初勝利を挙げた時の映像(試合終了後、トミー・ラソーダ監督〔当時〕が野茂投手の肩を抱きながら、リリーフ投手を迎えに一緒にベンチを出てくる場面)は今でも鮮明に憶えていて、ジーンとくるものがあります。

 初年度に新人王・奪三振王のタイトルを獲り、またオールスターゲームのスターターを務めました。
「雲の上の存在」だったメジャーリーグを「ひょっとしたら手が届くかもしれない世界」として認知させた功績(もちろん、ご本人はそんなつもりは毛頭なく、自分のために頑張った結果だ、と言うでしょうが)は、計り知れないものがあると思います。

 近年は、度重なる故障により満足のいく成績を収めきれてませんが、怪我さえ回復すれば、90マイルくらいの速球は投げられると思いますし、まだまだ活躍する可能性は残されていると強く信じています。
ピッツバーグ・パイレーツから念願のメジャーデビューを果たした桑田真澄投手と同じ1968年生まれなのですから、桑田投手に負けじと、大復活を遂げて欲しい、と心から思います。

頑張れ、NOMO投手!

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