第25回テニス学会に参加。
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愛甲霞
2013年12月11日 00:52 visibility12
寒さが、ひとしお身にしみるころとなりました。
今年も残りわずかとなり、一年が経つのは本当にあっという間です。
その締めくくりとして、第25回テニス学会に参加して参りました。
12月6日~12月8日までの日程で、日本大学文理学部にて、日本テニス学会主催で行われました。
2日間に及び、テニスに関する様々な発表が行われ、どれも興味深く、勉強になりました。
印象的であった一つは、サーブについてです。
それは、ブロック練習と呼ばれる方法で、その名の通り、サービスコート(サーブを入れなければいけない部分)を枠で区切ります。通常はフォア―サイド、バックサイドの2つですが、
それぞれを半分に区切り4つのブロックを作ります。
(こんな感じ。コートの大きさは正確ではありませんので、あしからず。。。)
そして、①に10球、②に10球と連続して同じブロックを狙っていきます。
スクールでの練習は、ランダムに打ちますが、コースを固定して練習することで、
効果があるようです。
私も早速やってみたいと思います。
また、練習を行い、後日テストをすると効果を実感できるようですが、そのテストをするという
行為自体が、モチベーションを上げ、効果を促進する可能性も示唆されました。
その部分には、とても共感できます。
試合に出る以前のレベルでも、「テスト」という表現で、技術レベルを計測出来れば、面白いですね。
そして、私も今回、コート上での練習方法を発表してきました。
現在指導している、子どもたちの練習から、ヒントを得た内容で、主流となっている
プレ&ステイを使う前にフォームと打点を覚える練習方法です。
具体的には、プレ&ステイより大きなビニールボールを使い、投球、打球練習を行い
イメージを掴んでいきます。
現場での実践方法として、紹介しました。
質疑応答時間にも、たくさんご質問やご意見を頂き、新たな気づきがありました。
そして、今回この発表が、「研究奨励賞」として表彰を受けました。
データや分析がされた、ゆるぎない研究とは異なりますが、子ども達の指導方として、活用の可能性が認められたのだと思います。
奨励賞との言葉通り、改良の余地が無数に存在する理論なので、これに甘んじることなく、邁進して参りたいと思います。
また、テニス学会には、研究職以外にも、テニス指導者や愛好家が参加出来、テニスの普及を目指しているそうです。
その理念を広く伝達する為にも、今回学んだことをコートで伝えていきたいと思いました。
最後に写真を一枚。
表彰状を頂いているところです。良い思い出となりました(^-^)!!
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- 事務局に通報しました。
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