仙台出身の川崎サポ
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kazu
2011年10月26日 06:56 visibility100
仙台出身の川崎サポのKS氏は10/21に父親が手術をするので、
10/20に仙台に行った。手術が無事に終わり10/22の早朝に川崎
に帰ろうと思ったが、11時くらいまで仙台にいる必要が生じた。
用事が終わり正午頃にKS氏が仙台駅に行くと、フロンターレ
のユニを着ている人を何人も見かけた。看病疲れもあるし、
どうせユアスタに行ってもろくな事はないとKS氏は思い新幹線
の改札に向かった。あいつらの無様な姿をまた見るのはもう勘弁だ。
ユアスタまでの行き方に少し迷っているのか、キョロキョロ
しているフロンターレのユニを着た若いカップルがいた。
それを見たKS氏は親切心で、
「ユアスタに行くんですよね」
カップルの女性が笑顔で
「はい、仙台は初めてなので良く分からなくて」
男が愛想よく
「すいません。行き方を教えてもらえませんか」
KS氏はなぜか、
「私もユアスタにいくところだから、一緒に行きましょう」
と言った。
カップルの女性が、
「ベガルタサポの人は親切だと聞いていましたけど本当ですね」
KS氏は偉そうに、
「私も川崎サポです。こういう苦しい時にこそ選手をサポート
しなければいけませんよね」
よく言うわ、帰ろうとしていたくせに。
KS氏は結局ユアスタに行き、当日券を調達。三千円なり。
KS氏は高いなと思った。震災の被害で修理費が上乗せされ
ているのか。まー、よい。
「ビジター自由1枚ください」
切符販売の女性がのたまわった。
「ビジター席ではベガルタ仙台の応援は出来ませんがよろしいですか」
応援グッズを持ってないからビジター席に入ってトラブルを
起こす悪質ベガルタサポと疑われてしまったようだ。
KS氏は毅然と答える。
「フロンターレの応援に来ましたから大丈夫です」
雨の中ビジター用の南門まで疾走しフロンターレファミリー
のところに駆けつけるKS氏。
フロンターレサポは楽じゃない。
- 事務局に通報しました。
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