大人の野球教室 〜打撃 その2 〜

  • Number10
    2008年11月03日 01:43 visibility98

個別指導は、3ヶ所に分かれてのロングティー。

私は田野倉班。

打っている人へのアドバイスを聞きながら、順番を待つ。


実は、キャッチボール編 で聞いた、

「足を上げる際に上体を傾けず、真っ直ぐに保つ」

という話でピンときたことがあり、それを試してみたくてしょうがなかったのだが、

田野倉さん、指導が熱心で一人あたりの時間が長いのでなかなか回ってこない。


ピンと来たこと、というのは…

長年テイクバックが決まらなくて悩んでおり、いろいろと試行錯誤していた。

下半身主導のスイングが理想と思いつつ、下半身主導にすると動きが固くなり、

毎回同じテイクバックの姿勢が取れなくなるので、仕方なしに上体で振ることが多かった。

素振りはまだ良いのだが、実際に投手のフォームに合わせようとすると まるでダメ。

本を読んだり、テレビを見たりしてヒントになりそうなことを試してみても、

たまに良くなるものの、2〜3打席で感覚が失われてしまう。

振込み不足だ!と振素振りをしても、振れば振るほど良いときの感覚から遠ざかっているような

違和感を覚えていた。


めざしていることを一言で言うと、

「体の動きを少なく、それでいてしっかりと体重が乗せられるテイクバック」

ピッチングで「上体を傾けないように足を上げる」

と指導されて足を上げた時、

「これ、バッティングに使えるんじゃないか?」

と考え、ロングティー待ちの列に並ぶ前に、実際にバットを振ってみた。

素振り段階だが、いい感じだ。

目線のブレが少なく、前傾姿勢で投球を待てる。

スイングそのものは、ヘッドが遅れて出てくる感じ。

久々に自分の間合いで待って、スイングができるかも?と期待。



長いこと待って、ついに打席へ。

普段の練習でロングティーをやる際にはテイクバックの姿勢と、

イメージどおりのバットコントロールができているかを考えている。

大きいのを狙うとテイクバックが大きく、スイングが力任せになってしまうので、

ライナーやゴロで速い打球を打つことを意識。

あるいは、わざとボールの端を叩いてみたり、狙ったポイントめがけてボールを打ってみたり。

たまに、スイングに注意しつつ大きい打球をイメージして振ってみたりも。

でも、今日はせっかく指導されるのだからしっかりミートして、バットを振り切るスイングが

どんなモノなのか?聞いてみたい。


いよいよ、トスが上がる。

意識したとおり、上体を真っ直ぐにしてテイクバック。

しっかりタメて、ボールを見極めてスイング。

打球が、外野で守っている人の頭上を越えていく。

お、なんかいつもより明らかに飛んでるぞ?

2球目、3球目…同じような打球が。


「う〜ん、良いんだけどねぇ…」

ここで、田野倉氏の指導スタート。

「そこで、バットをもっと後ろにして!」

テイクバックでバットが首のすぐ後ろに位置しているのが良くないのかな?

後ろにすると、バットが遠回りになりません?

と思いつつも、2〜3度素振り。

「そう!それで打ってみて!」

ロングティー再開!


しけた当たり。

打球音も「ペチャ!」 って感じになってますけどww

「もっと後ろまで回して!」

今度はフォロースルーが小さいようで。

スイングの軌道を大きくしろってことか!と考えつつまた再開。


今度は内野フライw

続く数球もショボイ当たり。

「ちょっとそっち行って!」

「こう!こう振るんだ!」

見かねた田野倉氏が私を押しのけて(笑)見本のスイングを披露。

「ここから先だけ意識して!」

どうやらテイクバックより、インパクトとフォローをしっかりしろとのこと。




また2〜3球、芯には当たらないw
トスを上げていた松沼氏が
「田野倉さんはセンターの方にバットを振っているけど、(こちらを見ながらレフト方向を指し)
レフト方向に一生懸命バット振ってるよ」
 
ええと。インパクトまでがしっかりしていれば、フォローは勝手についてくるのか?
もしかしたら、ポイントが前だからなのかな?
もう混乱してきたww

そんな調子で、個人指導は終了。
最後まで、納得のいくスイングはできず。
それでも、ヒントは多すぎるくらいに貰った。
ありがとう、田野倉さん!























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