
Charity Soccer Clinic
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片野 寛理2013年02月25日 05:55 visibility20
今月23日(土)、10時から『Charity Soccer Clinic』を行いました。
(予定していた時間は9時でしたが、変更になりました)
9時にホテルを出発し、スタジアムに入り、準備と流れの確認を行いました。
子供たちの集合が早かったため、9:45くらいには始める事ができました。
子供たちが受付に来た時に、チームからのプレゼントであるTシャツを渡し、それを着て参加する形になりました。また、セレモニーを先に行うことで、”チャリティー”であるという意識付けを子供たちにすると共に、寄贈したボールを使ってクリニックを行う流れに変更しました。
セレモニーの内容
1:流れの説明
2:スタッフの紹介
3:準備体操
4:チャリティーサッカークリニックの趣旨説明(司会者より)
5:サラブリ県代表の挨拶
6:片野の挨拶・スピーチ
7:ボールの寄贈(10スクールに10個ずつ寄贈)
8:集合写真
クリニックは5つのセクションに分け、5グループが各セクションをまわるようにしました。
1、ヘディング
2、シュート&ゴールキーパー
3、基礎練習
4、ドリブル
5、パス
100人だったはずが、おそらくどうしても参加したい子供がいたりして、小学生〜高校生までの100人以上の子供たちが集まる結果となりました。
(注:タイなので、当然増えた人数の事前連絡はありません)
年齢や性別、サッカーの上手い子や初めてボールを蹴る子.....いろんな子供がいたけど、サッカーボールというツールを通じて、みんなが真剣に、そして恥ずかしながらも積極的にサッカーを楽しもう!という姿がありました。
子供たちにこうした場を提供できた事、また、そういう事を生み出すツール(サッカーボール)を与える事ができて本当に良かったと思っています。
*僕が驚いたのは、この写真。子供たちがみんな真剣な顔で見て、学ぼうとしています。日本では普通の光景かもしれませんが、タイではこういう環境下においては、なかなかありません。
*また、たくさんの笑顔が見れました。
子供たちが夢中になったり、真剣になったり、挑戦してみたくなったり、自然と笑顔が出てきたり.....こういう場を作り、それに必要不可欠なサッカーボールを寄贈できたのは、僕の呼びかけに賛同し協力して頂いた皆さんのお陰だと思っています。
本当にありがとうございました。
僕のスピーチの時、集まってくれた子供たちみんなが真剣に話を聞いてくれていました。少し話が難しかったかもしれない小学校低学年の子供たちでも、”感謝”・”洪水”・”日本人がタイのために”などのキーワードを拾ってくれていました。とても嬉しかったです。
それと同時に、記憶からは消えないほどの経験や、もしかしたら今なお戻り切っていない環境の中で生活が続いているのかもしれない.....そう思い、胸が痛みました。
今また、”自分ができる事は何なのだろう”.....そういう思いが頭でいっぱいになっています。
今すぐに環境を良くしたり、そこに住む人達の生活を改善できる訳ではないですが.....何かを伝えたり、楽しめる場を提供したり、キッカケを作ったり.....やれる事はたくさんあると思います。
それを、僕のやれる事をより良い形でやっていきたいと思います。
今回の費用はサッカーボール代の31,600Bahtのみです。
残りの義援金額183,202.50Baht
次は、学校訪問の企画を進めていきたいと思います。
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