
トレードで退団してもいい選手たち(願望・大変失礼)
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わたぼう
2010年10月23日 00:40 visibility67
我らが阪神タイガースはCSを見事に2連敗し、今季の戦いを終えました。CS2戦目はそれはもう、今季の阪神の負けパターンの縮図と言っても過言ではなかったと思います。あの試合だけ見てれば今季の阪神の問題点が大体わかります。
あっ、でも平野は普段もっと守備上手いですよ。きっとサングラスしてたからゴロが見えなかったんだと思います。
全試合日程を終えたので、ここからは来季に向けての戦力の補強、整理の季節。タイトルの時点で失礼かもしれません。でも、阪神ファンはきっとみんな「自分が監督になればチームは強くなる」と思っているはずです。皆が皆、監督候補です。
誰の首を切り、誰を放出し、どこの穴を埋めるかを独断と偏見だけで考えたいと思います。
現状、タイガースは支配下枠にたぶん65人(投手33・捕手7・内野13・外野12)、育成枠に5人(投手3・内野2)ですので、ドラフト・新外国人獲得のために枠を空ける必要があります。
FAやポスティングでの移籍で支配下枠が空く場合もありますが、不確定要素なのであまり期待できません。
まず、首切り、トレード候補。これは第一次戦力外ですでに6人(うち育成3人)が発表されているので、第二次でもそれほど多くないと思いますが、ドラフト獲得人数によって変わるかと。なお、ドラフト情報はさっぱりです。
▼杉山直久投手(29歳・大卒8年目・自由獲得枠)
今季1軍成績:7試合登板(先発なし) 6.1イニング 防御率2.84
今季2軍成績:17試合登板 4勝4敗 防御率4.06
キャリアハイ:2005年 23試合(先発22試合) 9勝6敗 防御率2.94
150キロ超のストレートが武器の速球派。オーソドックスな変化球を持ち、比較的先発での登板が多いことからそれなりのスタミナはあるようだが、安定感、制球難が課題。2005年には23試合の登板で22先発し、9勝を上げるも、リーグ最多の与死球(11)、暴投(9)を記録した。
選手タイプとしても大変魅力的だが、なかなか安定した活躍が出来ず、気づけば今年で30歳。心機一転、環境を変えて他球団でプレーさしては?
戦力外だともったいない気もするのでトレード(選手間・金銭、最悪無償でも)してはどうだろうか。
▼筒井和也投手(29歳・大卒7年目・自由獲得枠)
今季1軍成績:23試合登板 21.2イニング 2敗2ホールド 防御率6.65
今季2軍成績:33試合登板 1勝2敗7セーブ 防御率2.52
キャリアハイ:2009年 45試合(先発2試合) 1勝2敗1ホールド 防御率3.71
140キロ前後(MAXは145、6?)のストレートにスライダー、チェンジアップ、カーブなどの変化球を投げるスリークォーター左腕。技巧派のようで制球はあまり良くなく、軟投派なようで決め球になるような変化球はない。2009年以外では目立った成績を残せていない。
意外と奪三振は多く、2009年の奪三振率は7.62。
上記の杉山と同じく、自由獲得枠としては物足りない成績。正直、アピールポイントに欠け使い勝手の悪い選手という印象。
▼福原忍投手(33歳・大卒12年目・ドラフト3位)
今季1軍成績:19試合登板(先発なし) 24.1イニング 1敗 防御率5.18
今季2軍成績:20試合登板 2勝6セーブ 防御率2.95
キャリアハイ:2006年 24試合(先発23試合) 12勝5敗 防御率2.09
150キロ超のストレートとオーソドックスな変化球を投げる生え抜き右腕。かつては阪神の先発の一角だったが、近年はあまり活躍できておらず、中継ぎでの登板が続いている。
ここ4年の成績は8勝21敗 防御率5.26。もう戦力とは計算しにくいレベルに達している。
▼ケーシー・フォッサム投手(32歳・NPB1年目)
今季1軍成績:12試合登板(すべて先発) 2勝5敗 防御率5.72
今季2軍成績:18試合登板 1勝 防御率3.10
キャリアハイ:2002年(MLB・レッドソックス時代) 43試合登板 5勝4敗1セーブ3ホールド 防御率3.46
2010年の新外国人投手。
多彩な変化球を駆使する技巧派左腕。変化球で勝負するタイプだが、制球は不安定で、2010年の56.2イニングで四死球30は多い。
個人的には好きな選手だが、おそらくこのまま退団と思われる。
▼水田圭介内野手(29歳・社会人10年目・ドラフト7位→西武からトレード)
今季1軍成績:出場なし
今季2軍成績:79試合 3本塁打 16打点 1盗塁 打率.263
キャリアハイ:2006年 23試合 1本塁打 2打点 打率.067
二・三・遊を守れるユーティリティプレイヤー。守備には定評があり、高校通算55本塁打を放った打力もあるが、一軍定着は未だない。
藤田太陽投手とのトレードで2009年に移籍。
しかし同じポジションのレギュラーはほぼ固定されており、若手でも坂や上本、大和が成長を見せていて一軍出場機会はほぼない。
二軍では二塁27試合、三塁13試合、遊撃35試合、外野17試合に出場。
▼高橋光信内野手(35歳・大卒13年目・ドラフト6位→中日よりトライアウトで入団)
今季1軍成績:7試合 7打数 打率.000
今季2軍成績:43試合 1本塁打 12打点 打率.289
キャリアハイ:2008年 68試合 4本塁打 15打点 打率.315
中日を戦力外になり、2007年から阪神でプレーするベテラン打者。
貴重な右の代打として2008年には自己最高の成績をおさめるも、今季は右の代打に関本、浅井、桜井らが起用されわずか7試合の出場にとどまる。若手起用のためにも放出するべき。
こんなもんでしょうか……。うむむ……若手の大砲(一塁か三塁)が欲しい。
なんてことを書いていたら(書き始めたのは19日)、高橋光信選手が現役を引退し、広島カープの一軍打撃コーチに就任する町田公二郎コーチの後任として二軍打撃コーチに就任することが報道されました。
高橋選手、お疲れさまでした。これからは未来の大砲を育ててください。4番打者が新井では不足なので……。
阪神はどうにも若手スラッガーがいなさすぎる。本塁打が打てそうな若手選手は林(若いと言っても来年31歳・最高で15本塁打)か桜井(27歳・最高12本塁打)ぐらいしかいない。
横浜の吉村とか、広島の岩本とか、ロッテの大松みたいな選手が欲しい。
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- 事務局に通報しました。
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