個人的獲得希望選手�

まずは目玉中の目玉、ヤンキースの松井秀喜。今期で契約が切れるだけに移籍はほぼ確実。メジャー初年度はリーグ最多のゴロアウト223を記録しゴロキングと呼ばれた松井。
強豪のヤンキースにおいて、ポジション争いは熾烈。ヤンキースにいる限りＤＨでの出場しか期待できない。
しかし今期はメジャー移籍後２番目に多い28本塁打を記録。

スタメン野手９人中７人が20本塁打を放つ超強力打線。テシェイラ、ジーター、ポサダ、デーモンらスター選手（ジアンビが去ったのは悲しかった……）の中でもその輝きは見劣りしなかった。

その松井を阪神が獲得しようとしているというニュースはずいぶん早く報道された。

確かにいまの阪神打線に松井が加われば４番は確実。ブラゼルとのダブル30本塁打越えは容易に予想できる。
金本は３番で２５本塁打打ってくれれば御の字。


しかし障害は多い。

松井は生涯メジャー宣言をしているし、今期推定年俸は13億円と日本では考えられない金額だ。

それに松井は巨人→ヤンキースと人気常勝球団にしか所属していない。阪神も人気球団ではあるが、松井に出せる年俸は金本と同等程度の５〜６億円ぐらいだろう。

メジャーでも獲得に乗り出す球団はあるだろうし、年俸では勝ち目がない。移籍するとすればＤＨ制を採用しているアメリカンリーグが本命。

個人的には打線が弱く、落ち目になっているサンフランシスコジャイアンツに移籍してくれれば打線の核として機能してくれるんではないかと思う。


万が一、日本に帰ってくることがあるなら、

古巣で金をもっとも積める巨人。
金もそこそこ出せ、日本本命と言われる我が阪神。
ＤＨ制であり、多村、小久保、松中とケガに泣かされる高齢の長距離砲しかいないソフトバンク。


ぐらいだろうか。ともかく、去就に注目したい。

でも、阪神は松井を穫ったとしてどこを守らすの？