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読売ジャイアンツ所属の会田有志投手(25)が今期限りで引退し、2010年から巨人の二軍トレーニングコーチ補佐に就任することがわかった。


会田投手は2005年の大学・社会人ドラフト7巡目で巨人に入団。プロ入り前はサイドスローで140キロ前後を記録するピッチャーだったが、入団1年目の秋季キャンプでアンダースローに転向。それからは120キロ台のストレートとシンカーを軸に打たせてとるピッチングスタイルとなった。

プロ初登板は2007年で、開幕から一軍で中継ぎとしてシーズン通して活躍。34試合に登板し3勝2敗7ホールド防御率3.03、WHIP1.18を記録。
一軍でも通用することを証明したが、アンダースローにより肩痛を発症した。


翌2008年は一軍中継ぎ陣に越智と山口が定着したこともあり、わずか3試合の登板、防御率1.80に留まった。


2009年は一軍での登板がなく、突如シーズンオフに現役引退を発表した。




会田は主な登板が中継ぎだったが、決め球と呼べる球種がシンカーのみで苦労していた。

しかし、どちらかというと先発タイプのピッチャーで、先発時にはスライダー、カーブ、チェンジアップを投げタイミングを外すピッチングも見せていた。



プロ生活わずか4年、一軍での登板37試合。25歳という年齢を考えてもまだ現役でやれるだろう。
巨人で出場機会がないのなら、金銭トレードや無償トレードで他球団に移籍して現役を続けてほしかった。


現代では珍しい下手投げの投手だっただけに、惜しいことだ。

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