2009年度NPB移籍予想情報� fromメジャーリーグ

阪神タイガースは来期に向けて、多数の外国人投手をリストアップしていることが分かった。


投手陣全体に不安のある阪神は外国人補強に力を入れるつもりらしい。



情報の多い選手から順に上げていく。


まず、シカゴ・ホワイトソックスのマット・ソーントン投手(33)。

ソーントンは2008年に中継ぎとして74試合に登板。5勝3敗1セーブ20ホールド、防御率2.67、WHIP1.00と優秀な成績。

2009年も70試合の登板で6勝3敗4セーブ、防御率2.74。年俸は1億3000万円(推定・2009年)。



マリナーズ時代の2004〜2006年とホワイトソックスでの2007〜2008年の5年間で279試合に登板、15勝16敗5セーブ60ホールド。防御率3.97、WHIP1.38と、バリバリのメジャーリーガーだ。


ただ、これほどの成績を残している現役のメジャーリーガーを獲得するのは至難の業だ。

ソーントンは2010年までオプション付き契約を結んでいるので、かなりの年俸を提示しホワイトソックスにも多額のトレードマネーを支払わなければならない(向こうは日本より遥かに契約事に厳しい)。

それかソーントンがよっぽどの親日家なら別だが。



選手タイプはマックス155キロ(一部報道では160キロ以上とも)を超える速球とスライダーを武器とするパワータイプのサウスポーだ。以前は制球難に苦しんでいたが、今では改善され四死球は大幅に減少。代わりに奪三振が増加した。


アッチソンとウィリアムスのいなくなった今、ソーントンほどのピッチャーが阪神のユニフォームを着て投げる姿は是非とも見てみたいが、実際は夢物語だろう。
続いては、日本にも少なからず馴染みのあるブラッド・トーマス投手(32)。

ロサンゼルス・ドジャース→ミネソタ・ツインズ→ボストンレッドソックスとMLBでは10年間で3球団に在籍したが、メジャー通算では登板11試合で0勝3敗0セーブ防御率9.89と結果を残せなかった。

2005年に来日し北海道日本ハムファイターズに入団。コンスタントに150キロ以上のストレートを投げるピッチングを見せたが、2006年オフに球団と起用法で折り合わず(フロントは先発、トーマス自身は中継ぎを希望)退団。

日本での2年間の成績は78試合に登板5勝6敗2セーブ10ホールド、防御率4.21、WHIP1.77だった。

2007年はシアトル・マリナーズの3Aで34試合に登板、8勝6敗2セーブ防御率4.87とまずまずの成績を残した。


2008年に韓国のハンファ・イーグルスに入団し2009年終了時までの2年間で108試合5勝11敗44セーブ防御率2.86と助っ人として十分な結果を記録した。



先述のソーントンと同じ左腕で速球派。なおかつ獲得が比較的容易で日本での経験もある。

2009年の年俸は推定3000万円。


以上の事を踏まえても、年俸5000〜7000万円での契約が予想できる。


日本、アメリカマイナー、韓国で活躍して、別段悪い成績でもないトーマスなら安定したピッチングを披露してくれるのではないだろうか。


阪神フロントが過剰な期待をせず、助っ人を正当に評価して獲得してくれることを期待する。






何度も言うが、何故バルディリスを解雇したのか? 2軍で首位打者を獲得するほどの選手だったのに……。

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