草津戦アウェーツアーバス解説つき（ベガルタ仙台）

４月８日，Ｊ２第８節　草津vs仙台戦
　今シーズン初めての東京発アウェーバスツアーで前橋に向かいます。今回もお世話になるのはベガルタ仙台市民後援会のスタッフ（仙台から東京に単身赴任中）さん達と帝産バス，今回はガイドさんがいました。

　ツアー参加者は約３０名，半数くらいは先シーズンも参加したお馴染みさんです。そして今回のゲスト（？）ではないですがV's FACTORY，こばやしさんが同乗してました。こばやしさんは，これまでの仕事を辞め仙台に引越し，サッカー関連のフリーライターの道を歩むことになりました。トップチームからユースチームまで詳細な取材と明快な文章。これからも大いに期待しています。

　前橋に向かう車中では，スタッフが準備してくれた仙台のTVで紹介されたベガルタ仙台関連ニュースを映してくれました。東京在住の私にとってはこれがなにより嬉しい。

　また，こばやしさんによる草津の戦力分析の解説もあり眠ってなどいられませんでした（写真は解説してくれた，こばやしさん）。

　バスは関越道を順調に進み前橋，敷島競技場に着いたのはほぼ１２時，バックスタンド裏の駐車場から入口に向かいます。アウェー側は左回りすれば近いのですがボランティアさんに聞いたところ「遠回りだけど右回りして欲しい。桜もきれいです」とのこと。途中，草津サポの行列の前を通過，にこにこ迎えてくれたので「遠回りで試合前に疲れます」とつぶやいたところ「大丈夫ですよ」と返事，試合前の暖かな情景です＾＾。

　途中，「湯もみ娘受付カウンター」を発見！，
湯もみ娘は受付を通せば誰でもできるのか！？

　競技場の外をほぼ１周してアウェー側入口に到着，今日も仙台サポーターは多いです（1,000名くらい？）。１２時半開場，今シーズンはゴール裏の芝生席は開放されないので
バックスタンドで応援です。席についてまもなく上州名物，昼のにわか雨の洗礼！いそいでポンチョを着込んで荷物をビニール袋にしまい込みました。

　雨は３０分ほどで止みました。風は少し強いかな。仙台から駆けつけた日ごろお世話になっているＴさんご夫妻と合流です。

　そうこうしているうちに高桑選手登場「今日も完封！」
そして全選手登場「ベガルタ仙台！」

　今日の試合，土・日・土，中３日・中２日の連戦となります。選手の疲れが心配，草津は引いて守りに徹するでしょうから厳しい戦いになりそうです。

　試合は立ち上がりからしばらくして仙台ペースとなりました。ブラジル人トリオには草津ＤＦ陣がマンマークです。とくにボルジェス選手には厳しい。ボルジェス選手，少しいらついていました。予想どおり引いた相手に難しい戦いとなりました。それでもリャン選手，クマ選手やスガイ選手がブラジル人と連携して攻撃を組み立てていきます。

　前半はこのような攻防　０−０　で終了です。
ところで前橋の桜はいまが見ごろです。

　ハーフタイム，ビールを買いに降りて行ったところ売店が草津サイドと仙台サイドを仕切るように配置され交流できないようになってました。「仙台サポは紳士的，暴走などしませんよ（苦笑）」

　後半，やはり草津は引いて守り，チャンスがあればカウンター攻撃，仙台がボールを支配します。クマ選手のシュートがバーに当たり跳ね返ったのが惜しかった。バーをもう少し磨いていれば滑ってゴールに吸い込まれたのに・・・なことないか＾＾；

　草津は鳥居塚選手が守備で頑張っています（私はこの選手，結構お気に入り）。８０分頃かな，尾本選手が今日２枚目の黄紙で退場，これはチャンス！と思いましたが最後までゴール前を固めて必死のディフェンスをした草津のゴールを割れず試合終了。

　結果は　０−０　のスコアレスドローでした。

　攻撃の連携は悪くなかった。ただ，決める場面の精度が少し
足りなかったかな。執拗なマンマークでブラジル人トリオも少し冷静さを欠いた場面もありました。やはり厳しい戦いでした。草津は間違いなく先シーズンより強くなっています。これからも侮れません。

　帰りの車内ではこばやしさんが今日の解説をしてくれました。

「大勝のあとの試合は難しい。そのとおりの試合になってしまった。ただ，内容は悪くなかった。ブラジルジ人選手との連携も向上している。悲観的になることはない。とのこと」

　私もそう思いました。仙台は実戦で良い勉強をしたと思います。今日逃した勝点２は近いうちに上積みしましょう。柏が横浜ＦＣに破れ混戦になってきました。
　Ｊ１昇格に向けた挑戦は始まったばかりです。