50年に一度の大逆転
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ラスタマン
2008年05月10日 07:10 visibility114
この日記欄で1,2度触れたことがありますが、結構将棋が好き。
サッカーは最近プレイはせず専ら観戦ばかりですが、将棋の方は実際に指すのも(YAHOOでネット対局したり、千駄ヶ谷の日本将棋連盟に行って生の人間と挿したり(最近は行ってませんが))、観戦するのも好き。
今第66回の将棋名人戦が行なわれており、森内名人にあの羽生(現在は王座、王将の2冠王)が挑戦している。
一昨日、昨日と7番勝負の第3局が行なわれたがほぼ死に体(たい)だった羽生が50年に一度の大逆転をして、通算成績を2勝1敗とした(名人戦は持ち時間が一人9時間もあるので対局は二日かかとなる。聞くところによると棋士は対局中の消耗により1日2kg体重が減るらしい。ただ座って考えているだけなのに、と思うがそれだけ集中、緊張していることか)
実は小生昨晩は竹橋にある毎日新聞社本社の毎日ホールで「大盤解説」を生で聞いていた。(対局は福岡で行なわれていたが、名人戦の主催者である毎日新聞と朝日新聞はそれぞれ本社でプロ棋士を解説者とした無料の大盤解説会を開いていた。毎日ホールは100人以上の人が詰めかけて盛況だった。毎日ホールの解説者は千葉5段。)
内容はサッカーに例えれば2−0でリードした森内名人が試合後半になっても激しいプレスで羽生2冠の攻撃を完封。85分までシュートもほとんど打たせない、という状況下、あろうことかキーパーがトンネル、キャプテンがペナルティエリア内ハンドでPK、で同点。ロスタイムにエースストライカーが自殺点をしてしまい、2−3で敗戦! てなくらいひどい逆転劇で羽生2冠が勝ってしまった。
で、タイトルにある新聞の見出しとなった次第。詳しくはこちらを。将棋が少しわかる方であれば、名人が指した9八銀が自殺点なみのひどい指し手であったことがわかると思います。→
http://www.asahi.com/shougi/news/TKY200805090266.html
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- 事務局に通報しました。
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