サッカーは90分のスポーツ

今期リーグ最終戦。フクアリに参戦したものの、2−0から大逆転を許し2−4で敗戦。なんだかな〜。

敗因は城福監督の采配。
後半18分に羽生に代えて大竹。運動量の多い羽生から大竹へのこの交代で中盤のバランスが一気に崩れてしまった。
それまでは千葉のサイド攻撃をほぼ完璧に抑えていた。まず左サイドの深井。ここを徳永と鈴木タツヤで完封した(結局深井は何もできず後半18分で交代した)。続いて右サイドのレイナウド。ここは長友一人で完璧に抑え切った(この日試合前に一番恐れていたのは巻のヘッドだったが、サイドを抑えたことにより巻が怖くなくなった)。 そしてそのサイドと中盤で生じるスペースを豊富な運動量で埋め続けたのが羽生だった。

その羽生が交代したことにより、一気にそのバランスが崩れ、千葉にボールを拾われるようになた。 そして千葉が同じ時間に谷沢を投入。あとはフクアリが千葉劇場と化してしまった。

あの谷沢の投入。あれ、ミラー監督は試合前から狙っていたのか?それとも深井の出来がよくなかったからか? ミラー監督は2−0でもまだ冷静で、羽生が交代する瞬間を狙って谷沢を入れたか?(あの監督であればこれくらいのことを考えていても驚かない。どこかのメディアでこのあたり取材したところありませんかね?)

・・・でも一晩明けてこう考えた。あのまま90分間、羽生は鈴木タツヤが動き続けれたか、と。いや、無理ではなかったか、と。
そうすると2−0というのはあくまでも単なる中間ラップで、3点目を取れなかったのが痛かった、と。 そうすると90分を俯瞰したエネルギーのバランス配分が選手もベンチも必要ではなかった、と。 このスポーツの奥は深い。そう考えさせられた最終節だった。

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