監督の采配ミスですわ

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こんな予想を書いて味スタに向かったら、本当に「やられて」しまった。ウェズレイと佐藤寿人に。

試合開始直後はＦＣ東京らしいオープンな攻撃。しかし、ゴールが決まらない。石川直のシュートがバーを叩く。（あれが決まっていればチーム全体が落ち着き、全く違った展開になったんだろうけど）　平山のヘディングは左に外れる−−−。

しかし、この日の最大の問題点はＤＦラインだった。（左から金沢、吉本、徳永、伊野波）
１失点目。　（ＦＣ東京サイドから見て）右サイドの狭いエリアで広島の選手にプレスをかけるが、簡単に左サイドのオッサン顔・駒野に展開される。右サイドに寄り過ぎていたＤＦラインは急ぎ左サイドに寄って行くが、この時点で佐藤寿人へのマークが完全にずれる。ニアサイドにウェズレイが走りこむとそこにＣＢの２人：吉本、徳永が引っ張られ、大外からフリーの佐藤寿人が完全に右ＳＢ伊野波を振り切った形でゴール前へ。そこへ駒野からクロスが入り、佐藤寿人が左足でシュート。、ゴール。

２失点目は冗談のような失点。広島のゴールキックはまずオッサン・駒野へ。この時点でチーム全体が「ボーっとしていたＦＣ東京。その中で特に集中力を欠いていた吉本」のウラへ佐藤寿人が走りこむと駒野から縦パス一本。あっという間に土肥と一対一。また抜きシュートで２失点目。「何それ！」って感じだった。

３失点目：左サイドをあっさり突破され、センタリング。柏木（？）のシュートを一旦は土肥が防ぐも、こぼれ球をウェズレイに拾われ、角度のないところからシュートを決められる。土肥が少し前に出ていたが、ゴール前にＤＦが４人戻っていたので誰かの足に当たってクリアできると思ったが、決められてしまった。こんなこと言っても仕方ないが、もっとウェズレイに近いサイドに詰めていればシュートコースすらなかったと思うのだが。

ここで選手交代。吉本を下げて藤山を投入。時間にして前半２９分−−−。

このような事態になりうることは試合前から予想できていたのではないか？
最初から本職の藤山を入れていればこんなことにならなかったのではないか？
それで、前半２９分で選手交代。完全な「監督の采配ミス」ではないのか？

また、ＣＢのレギュラー２人（茂庭、エバウド）が練習中の大怪我と体調不良、というのはトレーニング方法とトレーナーに問題があるのではないのか？

昨シーズンの混迷をそのまま引きずっているかのような開幕戦であった。