5連勝

いかに札幌の調子が悪くても相手のホームで戦うのは難しい。 そう思わされる試合だった。

試合の入り方は札幌はホームらしく攻撃的、一方のFC東京は慎重、だった。
立ち上がり20秒で札幌に決定機を作られ、その後も2度程立ち上がり15分までに危ないシュートを打たれたがそこを0で抑えたというか得点を取られなかったのが大きかった。

前半は0−0。FC東京から見て想定範囲内の結果。

後半。中途半端なプレスをかいくぐられ、クライトンの長い距離からのドリブルからCKを取られる。そこから逆サイドに振られ見事なヘディングを決められて0−1。最下位の札幌だが、得意のサイドからの高さを活かした攻撃はさすがに精度が高く、いやな予感がする。

が、調子は当方の方が上。前節ケガで欠場した赤嶺がヘディングで今季11点目。日本人得点王とな? 加え、沖縄県出身のサッカー選手でトップリーグ(むかしのJFLと今のJ1,J2)でこれだけ得点を入れた選手はいなかったのではないか。
2点目は金の取れるテクニックを持つ大竹のドリブルシュート。赤嶺、石川にパスをする選択肢もあったが、「ベンチで見ていて落ち着いてプレイすれば点を取れると思っていた」との試合後のインタビューの内容通り見事に左足で左隅にミドルを決めた。素晴らしいシュートだった。

これで5連勝。首位も視野に入ってきた。本当の勝負はここから。リーグで勝ち慣れないチーム、サポーターだがどこまでプレッシャーに耐えられるか?
ポイントは10月にあるG大阪(A)と鹿島(H)の2試合だろう。ここで勝ち点6が取れれば完全に優勝に絡めるだろう。勝ち点3もしくは4だと少々苦しい。2以下だと優勝争いは終焉だろう。
チームが一皮むけるための大事な時期にさしかったと言える。

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