目的意識を持つことと走ることは基本だ
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ラスタマン
2007年12月24日 16:47 visibility43
サッカーの勝負の上で幾つか重要なことがあるが、そのうち2つを思う存分見せてくれたのがこの日のHONDA FCだった。
それは、
1.目的意識を強く持つこと=J1のチームをもう一チーム屠る(ほふる)こと
2.そのために走ること
だった。
前回の試合から2週間。コンディションを整え、相手を研究し、戦術練習をする。その時間がたっぷりあった。半分シーズンオフに突入し、監督、コーチ、チームメイト、場合によっては自分自身の身の振り方が気になるこの時期、2週間もインターバルが空くことはJのチームにとっては集中力を保つ上できついことであろうが、HONDA FCにとっては移籍なんぞほとんど関係ないこと。J1のチーム、しかもリーグチャンピオンに勝つ、という目標が明確なだけに集中力を保つことは十分できたはず。
一方、戦術も徹底しやすい。まともに打ちあったら、曽ケ畠、岩政、小笠原、野沢、本山、田代といった大駒のいるチームに勝てるわけがない。守備に力点を置き、あとは走力・体力で中盤を互角に渡り合い、カウンターで1−0を狙う。ゴールが見えているので、ベンチも戦術を立てやすいはず。
・・・ということで延長までもつれこんだ試合だったが、最後は鹿島の見事な個人技、アイデア、交通事故(=柳沢が冷静にゴールマウスにボールを流し込んだということ)、にHONDAは敗れてしまった。
しかし、ここまで戦ったHONDAには拍手を贈りたい。本当、よく頑張った。これだからカップ戦は楽しい。
そして、ちょっと思う。来年からJFLを見なければいけなくなったのはちとしんどい、と。
- 事務局に通報しました。
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