それでもウェンブリーに行きたいか?

　　FAカップ　６回戦
ポーツマス対バーミンガム
　　　　　２　−　０

自己破産して管財人に任せた形のポンペイですが
その再建案に税務当局は難色を示してるらしいです。
１０００万ポンドの滞納だから放っとくワケに行かないもんね
しかもポンド崩壊の瀬戸際だしw

新オーナー候補として
ニュージーランドの実業家が交渉のテーブルに付いてるらしいけど
来季の降格を理由にディスカウントを要求中とか。

存続さえ危惧される　明日の見えないクラブで　
それも無給で戦う選手や監督は　やる気を無くしてるか　
つーと逆で　リーグ戦は白旗だけどカップ戦に極力集中し　
もう１度ウェンブリーへ　が合言葉になってるみたい。
降格しても消滅しても　なにがしかの痕跡を残したい
てことでしょうか。

そんな意欲満々のポンペイは
開始10数秒でウェバーが鋭いミドルを放ちスタジアムをどよめかせ
モチヴェーションの高さを証明したスタートを切りますが
その後は意外やバーミンガム・ペース。
雑なクロスや単騎の突破では　評判の固い守備を崩すまでは行きません。
むしろバーミンガムの攻撃の方が効果的。
ジェームズのセーヴが危機を救います。
今日は当たってる日みたいだから
耐えながら一発逆襲に持って行く機会を狙うかw

マクリーシュは　
怖れるものは何も無い　と開き直ってるポンペイを一番警戒してました。
中盤の潰し合いで汚れ役をこなすのは勿論ボウヤー。
自分で倒したウェバーに更に蹴りを入れるなんて
相変わらずドイヒーなヤツです。
しかもヘラヘラ笑ってやがる。

そんなバーミンガムには当然天罰が下ります。
６６分　左CKのクリアをフィナンが再び蹴り込むとディフレクトして左のウタカへ。
すぐさまゴール前へパスを送ると大混乱。
堅守ハートがスコット・ダンと交錯し　ウェバーがこぼれたとこに突っ込むが空振り。　
倒れたままのハートは必死で足で掻き出そうとしたけど
いい具合にピキオンヌの前へ。
なんでもいーさ　入っちまえばコッチのもんw

そして３分後には素晴らしいカウンターが決まって追加点。
前がかりのバーミンガムからボールを奪うと
オハーラが右オープンのピキオンヌへ。
ロジャー・ジョンソンとハートの二人を手玉に取り　
ダブルで足元をぶち抜くファイン・ゴール。
もうコレで決まりですなぁw

その後　必死のセーヴでしりもちを付いてるジェームズ相手に
リッジウェルが襲い掛かりましたがノー・ゴール。
スローで見るとギリでラインを通過してるんだけど
天罰天罰w


ま　こーして勝ち抜いてウェンブリーに行けたとしても
差し押さえの対象なので優勝賞金は手元に入らないんですがね。
それでもウェンブリーに行きたいか?

行きたい!!
つーか　連れてってくださいw