自助努力激突w

マンU対ヴィラ
  3 − 2

マンUの恐ろしさを見せ付けられたゲームでした。
珍しく二連敗をして代表戦ウィークに突入しちゃったので
ちょいナーヴァスな立ち上がりに見えたマンUでしたけど。

対するヴィラは手詰まり感に囚われ中ながらも
A.ヤングが積極的に仕掛けるなど 不調を払拭したい意欲に溢れてました。
しかし 早くも綻びが露呈します。
自信を無くしてる時って ホント意地悪なようにこんな不運が巡ってきますね。
ミルナーが触れなければフリーデルが捕球してマイ・ボールになったのに
つま先でちょっと触れたために捕球体勢に入っていたフリーデルはそのままキャッチ。
GKへのバック・パスと見なされエリア内での間接FK。
マイク・ライリーじゃなくてもファウルを取りますね。
位置が正面だったりすると中々入りづらいもんですが
左30度くらいの位置なもんでゴール・マウスに壁を作るわけには行かず
キッカーからしたら右上スミはガラ空き。
そしてまたそこへクリ坊がぶち込んじゃう。

時間が浅いのが幸いしたか ヴィラはめげずに奮闘します。
不調を脱するには自分たちが自分たちのためにやらねばならないことは百も承知。
self-helpの本家 英国人だもの。
蒸気機関の発明やらなんやら 失敗を重ねても挫けずに目的を達成する英国人が
世界の先端を行っていた時期がありましたけど
明治初期に英国で学んだナカムーラさんて人が日本に紹介したのが
英国人の精神的支柱 self-help の概念。
天は自ら助くる者を助く つーアレです。
自助努力と訳されて日本中に広まり これに刺激を受け偉業を達成した人も多いと聞きます。
豊田佐吉とかもその一人らしい
てね。 
たまたまTVをつけたらやってたの この話。

これがボスニアへ行くとニワトリの話になっちゃうんでしょうね。
一生懸命エサを探したニワトリだけがエサにありつける つーあの話。
self-help のチキン・ヴァージョン。
ジョン・コルトレーンがやったselflessness つーのもあるけど
これはクスリをやって別の世界へ行っちゃうヤツだから覚えない方がいいです。

ヴィラの話だった。

負のスパイラルに落ち込んでるヴィラで 一際責任を感じているであろう選手は
やはりキャプテンのギャレス・バリーでしょう。
そのバリーが右サイドを上手く抜け出し カルウへピンポイント・クロス。
同点です。
ネヴィルと競っても大人と子供の差。オニールが思い描いた通りの得点シーンでした。

そしてバリーに負けず劣らず奮起したいのがアグボン。
今度はカルウが左から入れたクロスをヘッドで押し込み逆転。
得意のスピード勝負じゃなかったです。
まるでポスト・プレーヤーのようでした。

と ここまではヴィラの自助努力が実を結び バンザイ三唱なんですが
これが逆にマンUの自助努力に火を点けちゃった。
ターボなんてもんじゃない スーパー・チャージャー2基搭載の上に
ニトロのブースター付き ぐらいのスゴさ。 
ギグスとクリ坊で同点 17歳のマケダが逆転弾。
とんでもない選手がまだまだいるんですね あそこは。
敵わねぇ〜


ところで スタンド観戦のリオの隣にいたのはイアン・ダウィーじゃないですか。
ターボ装着したものの効きがイマイチだったマグパイズのモーホー風コーチ。
なにやら盛んにリオに話しかけ それに答えるリオでした。
珍しいですね シーズン中にこんな2ショットが見れるなんて。
まさかナンパじゃないですよね? (コラコラ 



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