チャレンジするジジイたちとソーリョーノジンロク

「彼らのクオリティを考えれば
 いまの順位は本来いるべき場所ではない」
スパーズの選手達を指してレドナップが言ったコメントです。
自分が指揮すればもっと上に引き上げられる
みたいな自負が込められてることは言うまでもありません。
思えばポーツマスを引き受けた時も最下位からのスタートでした。
それをUEFAカップ圏内にあと一歩まで引き上げ
69年ぶりのFAカップ優勝を勝ち獲り
ポーツマスでは もう一仕事やり終えたみたいな雰囲気でした。
今季開幕当初は な〜んか重苦しい立ち上がりでしたし。
やっとノッて来たところでビッグ・クラブからのオファーを受諾。
クラブ創設以来最大の苦境に瀕してるスパーズを
きっと立て直してみせる とチャレンジする61歳です。


なんかコレと似たことあったよなぁ。 ( わざとらしw
そうだ オヤジ・オシムだ。
ナビスコを獲ったものの 翌シーズンは序盤からもたつき
やっと調子が出て来たとこで代表監督へ転出。
半鐘は鳴るは 犬は吠えるは 大八車は駆けずり回るは
そりゃあもう大騒ぎでした。(コラコラ パクリパクリ

オシムもナビスコを獲って 一仕事やり終えた感あったもんね。
そこへジーコ・ジャパンがドイツで晒した惨状。
自分が指揮すれば もっといいチームが作れる
と新しい仕事にモチヴェーションが湧き上がるジイさん。
もう誰も止められません。


オシムの後任はセガレが勤めました。
あのオヤジのセガレだからダイジョブだろう
と周囲は安易に考えてたけど これが絵に描いたような惣領の甚六でしたね。
おかげでジェフ・サポは七転八倒の苦しみを味わうハメになりました。

レドナップの後任はトニー・アダムスになりそうです。
レドナップの推薦だそうです。
ハマーズからオファーがあった時はグラントが後任に挙げられてたのに
内部昇格 つーことはスパーズから貰う違約金500万ポンドは
冬の移籍に丸々使うつもりなんですかね クラブ側は。

しかし トニー・アダムス
ガナーズ時代はマーティン・キーオンと並んで
古いガナーズを象徴するかのようなカビ臭い選手でした。
イカつい顔とガタイのデカさで相手をビビらせる役。
レドナップの下で働いて 少しは進歩したのかな?
弟子だから惣領ではないけど 甚六では困る。

チベットの僧の間では
弟子に追い越されて初めて師と呼ばれるらしい。
レドナップがトニー・アダムスの師と呼ばれる日は来るのでしょうか。
その日を楽しみに待ちたいと思います。



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