駄々っ子アドちゃん

ファミリー的な結束で向かうところ敵無し、
16連勝中のインテルでしたが、予想外の雑音発生。
その雑音の原因はアドリアーノ。

不調から脱し、キエーヴォ戦では開始40秒足らずで先制ゴール。
かつての輝きを取り戻しつつあったのにカリアリ戦ではスタメン落ち。
故障の知らせも無いのに何故だ?
その疑問に対する答えは、なんとも情けないモノでした。
25歳の誕生パーティーでハメを外しすぎてコンディション不良。
調子が戻って浮かれすぎたなんて、まぁ自覚に欠けることおびただしい。
その後、別のパーティーでもまたやっちゃったらしくて、
ヴァレンシア戦もスタメン落ち。
しかも、それにむくれてヤサグレ状態。駄々っ子丸出し。

せっかくいい雰囲気で来てたのに、そゆのってビミョーに影響するよね。
なんか集中力がそがれる、つーかね。
しかも大事な決勝トーナメント初戦ですよ。
したたかさで鳴らすヴァレンシアに足元すくわれました。
アウェー・ゴール２点も献上。
エトーのゴタゴタで揺れるバルサも打ち破ったばかりだし、
ホント、抜け目ないよね、あのクラブ。
セリエA が世界最高峰とあぐらをかいてた頃、
ラツィオもギタギタにされたことがあったしね。

29分、カンビアッソのゴールはオフサイドすれすれ。
64分、ヴィジャの度肝を抜くFKで同点にされたが、
76分、マイコンとクルスの1、2で一旦は勝ち越し。
足の止まったズラタン、フィーゴを下げておけば良かったマンチーニ、
交代が後手に回りました。
あと少しで逃げ切り、と思われた86分、
シルヴァにミドルを叩き込まれ、タイム・アップ。

アウェーに乗り込んで0-1は虫が良すぎる。
失点は避けられないでしょうから、最少失点に抑えたとして、1-2。
２点以上取らないと苦しいぞ、と。