猛攻をしのぎきる

強い雨。寂しい客席。


ガットゥーゾはまた怪我。ロナウジーニョは練習中に足首を痛めたが、大事にはいたらなかった模様。アッビアーティが回復してきており、代表戦あけには復帰できそう。


U-20でMVPのアディアー獲得が決まったミラン。将来への投資として、レオナルドは関与せずに、ガッリアーニによってもたらされた。


 


ジーダ


オッド、ネスタ、チアゴシウバ、ザンブロッタ


アンブロジーニ、ピルロ


セードルフ


パト、ボリエッロ、ロナウジーニョ


 


20分、左サイド深くからのFK。ピルロがDFとGKの間、ゴールに向かって曲がっていくボールを入れる。チアゴシウバがGKの前でアタマを出してコースを変え、ミラン先制。


 


22分、左サイドからラツィオのクロス。ペナルティエリアの角で背中に腕をつけてコースに入っていたザンブロッタの腕に当たり、ブロック。笛は鳴らず。


 


27分、カウンターから。セードルフのスルーパスに抜け出したパト。右から上げたボールはあわず。押し上げていたピルロが拾い、左から入れる。中央ボリエッロの上を越え、ファーでパトのアタマ。ボリエッロに折り返そうとしたが、コースが甘くGKに阻まれる。


 


34分、ロナウジーニョが中を向いて、左から放り込んだだけのクロス。ファーでパトがDFに競り勝ち、きっちり叩きつけて右隅に決まる。


37分、パトが中央をスピードに乗って突破。エリア内でDFがスライディングでカットしたボールをGKがキャッチし、バックパスの判定。ラツィオ側は猛抗議。


ピルロ、ロナウジーニョ、セードルフがボールの前に並ぶ。ピルロが軽くさわったところをセードルフが狙う。大きく枠を外れる。


 


4−3−3と言うより、4−2−3−1だとガッリアーニが言っていたが、セードルフの守備負担を軽くしているようで、中盤の守備はスカスカ。ネスタがいない日には別の案が必要と思われる。


 


52分、セードルフが相手DFとMFの間で受けて前を向き、4対4。右裏へ。パトがダイレクトで中へ折り返すがあわず。ファーで拾ったロナウジーニョがゴールライン際で中を向いてドリブルを仕掛ける。エラシコが流れてラインを割る。


 


63分、サラテのミドルシュートがブロックに入っていたオッドの足に当たってコースが変わり、さらにチアゴシウバに当たってまたコースが変わり、ジーダの逆をついてころころとゴールに吸い込まれる。1−2。


 


73分、ボリエッロアウトでインザーギ。


 


後半からラツィオにクルスが入り、前線を3人にされると、マークがずれだして、サラテにつききれなくなってきた。ミラン側はボールキープが危うくなると、ファールをもらって難を逃れることが多くなる。審判がミランに甘いような気がする。


 


80分、セードルフアウトでフラミニ。


 


82分、右からのオッドのクロス。DFが弾き返したボールをフラミニがダイレクトでボレー。枠に飛ぶが、GKに阻まれる。


 


86分、ロナウジーニョアウトでアバテ。


 


なんとか逃げ切り、ミラン勝利。


 


 

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