鹿島戦外伝

昨日、地元のニュースでは藤井元市長逝去されたことが流れた。
鹿島戦が１３：００にキックオフ。逝去されたのが１３：３０ごろだったとのこと。
先制点を奪って、盛り上がっている時に亡くなられたかと思うと大のベガルタファンだった元市長に報いることができたのではないだろうか。
個人的にも思い出がある。
まだ、私が二十代の頃、昼食を摂られるときに御一緒させていただいたことがあった。
当時、教育長をされていたと思うが、ペーペーの若造にもお声がかけていただき、やさしい人柄の偉い人もいるんだとの印象だった。
市長に就かれたときには、私は東京や関西にいたが、藤井さんなら仙台は大丈夫と確信していたことを思い出した。
Ｊ２で優勝し、Ｊ１に昇格できて、昨日は３連覇しているチームに勝利できたのはベガルタを愛し続けた大先輩の往生に勝利を捧げるものだったのかもしれない。
謹んでお悔やみ申し上げます。

昨日はマルキーニョス選手が退場になった。
娘はマルキーニョス選手のことをポニーちゃんと勝手に呼んでいる。
いつもポニーテールにしているからだそうだ。
他のクラブの外国選手で知っているのはマルキーニョス選手だけだと思う。
なぜか、それほど親しみを持っているようだ。
部下の鹿島サポからはお父様が亡くなってもベガルタ戦までは試合に出場し続ける、との情報をもらっていた。
プロ選手として、立派な選手だ。
今回は懸命なプレイが、残念な結果になってしまったが、いつも献身的にチームの仕事をし続けるマルキーニョス選手は正にトップチームのエースだとわかる。
私もそうだが、席の近くの方々からはもうちょっと見てみたい、という声が何度も上がっていた。
こういう選手を生み育てたお父様には尊敬の念が絶えない。
謹んでお悔やみ申し上げます。