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ふみさと
2010年11月04日 16:12 visibility121
いつ発表なのか、という感じでいた。
このタイミングか、最後までクラブのこと考えてのことと察しましたよ。
いろいろな想いがあっての発表なのだろう。
直樹のように生まれ育った地元のチームに入って、そのまま引退するという選手は多くない。
ここ2、3年、ちらつかせていた直樹の引退。
今年かもと思ったのは、昨日、磐田の優勝で決まったナビスコカップ、その戦いの中でのホームでのFC東京戦。
一番苦しんでいた時期で、どうしても参戦しなくていけないと思い、会社終わりで後半からの参戦となった戦いだった。
直樹がボールを持って上がろうとした時、ジダンばりの一回転してかわした七北田ルーレット。
いろんな説が飛び交っていたが、私の解釈はこう。
ボールコントロールがうまくいかないながらも相手をかわそうとするとき、バックパスすることより、前へ運ぶことで試合の流れを壊さない選択。
スピードが上がらず、攻撃に繋げる=前に人数を掛ける、前の動きを引き出す、そのためには自ら前に進むことが求められた。
ボールコントロールしにくい状況にあって、後ろを向きながらバックパスするように見せかけ、と同時に前へ進もうとする考えにありったけの技術で一回転して、きき足で整える、それがルーレットとなったのだと感じた。
そのありったけの技術を、無理してでもチームに貢献しようとする、この場でやりきろうというプレイになったのでは。
それはもう見せることができないであろうプレイもここで出し切ろう。
もう引退するんだから、ベガルタに千葉が存在したんだ、ということを主張しているプレイに見えた。
勝手な思いで、直樹の想いとは違うかもしれない。
でも、この地元のクラブに関われたことの喜びには変わりないだろう。
最終節が終わるまでは、お疲れとは言わない。
まだ、できることは多い。
残り6節、勝ちきることで直樹の想いは報われる。
最後まで。
- favorite3 visibility121
- 事務局に通報しました。
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