力不足

なんだかんだと連休は去った。
参戦は京都戦のみ。
観客19033人というのはベガルタが仙台市民のクラブとして浸透している証拠であろう。
連休は調子のいい望月サッカーを見ようという家族で占めたようだ。
残念ながらJ2記録達成ならず、今年はじめての敗戦となってしまった。

さらに昨日の試合でも勝ち点を奪えず、さびしい限りである。

娘といっしょに観戦したサテライトの試合では負け知らずだったが、これで途切れてしまった。

試合終了後、地下鉄の駅まで妻に迎えに来てもらい、そのまま、牛角で残念会。
カルビ三昧はうまかった。


課題ははっきりしている。
選手の連動はゴールを決めるための連動であることを失っていること。
相手を止めるのではなく、相手からボールを奪う守備が不足していることだと思う。


後半のパスがつながるのは誰もが認めることだろう。
問題はそれがゴールを奪えるパスなのかどうかだ。
ペナリティーアークに入ったとき、パスなのかシュートなのかは選手間の信頼関係が大きい。
仮にパスだとしてもそれがよりゴールになる確率が高い選択しなければならない。
パスと共に動けることができるのだから、あとはどこでゴールするかだ。
それはより確率の高い方を選択すればいい。
その確率を高めるための視野を広げることが必要だ。
互いの特徴を語り合い、タイミングを絶好のタイミングを図る練習しかないだろう。




バウリーニョと対峙したとき、止めることで競っていたから相手のタイミングでシュートされた。
テクニシャンの相手にも負けない技を持っている選手たちなのだから、慌てて止めるのではなく、懐深く、受け止めながらボールを奪う守備ができるはず。
セットプレーのときにマークを外されるのは人を入れさせないようにするためにボールの弾道を追っていない。
これは失点されて当たり前である。
セットプレーで得点できないのも同じ理由にも通じる。
そのために相手より早くボールに行けるスピードと強さが必要である。



といってもチームがどう解決できるかだ。
明日、選手間のミーティングをするとのこと。
疲れもあるだろう、互いの確認事項、意見をぶつけ合って、レベルアップの方向性が結論付けられることに期待したい。


ちょっと気になるのは去年も白井が出場停止になってから調子が上がらなかったこと。
気にしてもしょうがないけど、誰がでても出なくても、しっかりとチームとしての仕事をしてくれれば、すぐに戻ると思う。
秘密兵器もいることだし、そろそろバージョンアップのために起用してはどうだろう。

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