
ごめんなさい
-
-
ふみさと
2008年05月19日 11:14 visibility44
言い訳をさせてください。
この用事の予定が決まったのは半年も前、去年の10月です。
ダービーの日程が決まっていないときに決めた所用です。
参戦できなくて、本当に申し訳ないです。
もちろん、新幹線の中でも気になっていた。
車内に流されるニュースには野球速報はイーグルスの情報のみ、その時点でイーグルスは負けていた。
ふと過ぎったのは
(楽天が負けているときはベガルタは勝つことが多いはず。もしかしたら、勝っているのでは)
淡い期待と不安で仙台駅に帰ってきたのは午後4時半過ぎ。
夕食はSPALキッチンで弁当を買って帰ることにした。
SPAL内でタオルマフラーの人を見かける。
呼び止めて、結果を聞こうとしたが、こちらの弁当物色していることで、見失う。
女房はエビフライと肉巻き娘は牛タン、私ははらこめしと買いこんだ。
タクシー乗り場にいこうとエスカレーターを上っていたとき、私の後ろに黄色いTシャツと応援グッツを持つ人を発見。
取り繕うこともなく、
※1ふ「用事でダービーいけなかったんですが、どうでした?」
※2い「逆転で3−2だよ。」
ふ「よかった。平瀬は点取った?」
い「1点獲ってた。今から帰るんですよね。名古屋に。」
ふ「「えーーーっ、」
背中をを見せながら颯爽と歩いていった人には
「尾張、一宮、ベガ・・・」の文字。
ふ「おっおっおっ、お疲れ様でしたぁ。(うわずった)」
試合は気になっていたが、一宮と仙台を往来しているベガサポを見てしまった。
いるんです。こういう人達がいるからベガルタが強くなっていくんです。
この勝利は録画を見れば試合は見れるが、意気揚々と名古屋まで帰るベガサポを見たのはベガルタの魅力の証明だ。
こういう心根がチームを支えていると実感した。
※1ふ:ふみさと
※2い:一宮のさわやかなベガサポ
一瞬の出来事だったが、ベガルタを支えている人に心奪われることになった。
夜中に試合をチェックした。
これほど興奮する試合はないだろうと思った。
ホームの利もあるだろうが、選手もサポも相手サポもこれほど興奮した試合は見たことがないだろう。
前半だめだめ、というより、山形の選手はキレキレ。
小林監督の選手を見る目、采配には驚かせる。
ゾーンと連動性、ベガルタの選手の動きをとめる組織的守備、そして、一瞬の隙から攻撃への展開の速さ。
怪我人がありながら、チームとしての仕上がりは目を瞠るものだ。
ダービーという雰囲気がさせたものではない。
福岡は貴重な人材を失ったと思った。
しかし、それ以上に気持ちが違ったのはベガルタだった。
新しい応援歌(現横浜FMロペスの踊り)でサポーターは奮い立たせ、
後半早々に1点目は永井→中島→平瀬と執念のゴールで1−2。
中島に替わった中原のミドルがバーで弾かれ、跳ね返りをリャンがボレーで2−2。
最後は梁の速いクロスに必殺仕事人の由紀彦のゴールで3−2。
後半の3得点での劇的勝利。
岡山がリーグ戦のたったひとつの試合に涙するのも、この攻撃陣の心根に感動したこと、
自身の悔しいミスを跳ね返すチームメイトに感極まったことなのだろう。
本当にすごいチームになったかもしれない。
これは自信にしていいと思う。
サポーターが選手を鼓舞し、それに応えるプレイをする選手、そして結果につなげる。
すべてが、心がひとつになった。
その心根を知った人達は自分の生活に活路を見、何事にも正義を貫けることになると思う。
だからこそ、ベガルタの存在意義があるのだと感じる試合であろう。
いいチームになった。
って、こんな試合に立ち会えなかった自分はただ、ただ言い訳をするしかない。
本当にごめんなさい。。。。。。。
- favorite11 chat1 visibility44
- 事務局に通報しました。

chat コメント 件
コメントをもっと見る