秋田選手引退のメッセージ

１１月２５日（日）西京極ホーム最終戦となる激闘の仙台戦終了後

秋田選手の引退セレモニーがありました。

式次第の詳細は、たーにゃさんが詳しくレポートして下さってますので興味ある方はご参照下さい。（たーにゃさん勝手に紹介してすみません…）

http://soccersns.jp/member/9033/diary/48595/

僕の方は秋さんの挨拶を紹介させて頂きます。

まず最初に、今日これだけの試合をやってくれたチームにお礼が言いたいです。ありがとう。

1993年、無名だった自分を拾ってくれた鹿島、そこにはたくさんのプロフェッショナルがいました。

その中でも、自分の人生を変えてくれた人がいます。それはジーコです。プロとは何か彼から

教わりました。プロというのは何か人よりも秀でたものがなければなりません。他の選手には

足が速かったり、技術があったり、しかし自分にはそんなものはありませんでした。

ただ有るのは、人より努力をし戦う闘争心があるだけです。それが今までの自分をプロとして支えて

くれました。１１年間鹿島で育てられ、戦力外を受けた時、鹿島で選手生活を終わるのが一番の選択だと

一度は思いました。しかし、名古屋、京都と移籍をして分かった事があります。その町の人達、チームの

関係者、スタッフ、選手達、たくさんの人達と出会いがありました。それは自分にとっての財産になりました。

今でもこの二つの移籍は間違ってなかったと信じています。

１５年間走り続けて、苦しい事も悲しい事もありました。しかし、自分の好きな事を職業にし勝つ喜びも

味わう事が出来ました。それも、自分を応援してくれたサポーター、チームの関係者、スタッフ、一緒に

戦ってくれたチームメイト、そして一番近くで支えてくれた家族、みなさんが居たからこそ１５年間幸せな

思いが出来ました。

本当に、ありがとうございました。

自分は、今シーズンで引退しますが、このサッカー界で生きて行こうと思ってます。

これからも、秋田豊を応援して下さい。宜しくお願いします。

まだまだＪ１へ上がる確率が無くなったわけではありません。これからです。

一緒に、自分と一緒に戦って下さい。宜しくお願いします。

最初のフレーズで息を詰まらせ涙声の秋さん。

もう、いきなり涙が滝です。

秋さんと一番交流の深い盛岡隆三選手、号泣です。

そして、ゆっくりとスタンドに向かいアウェイからバックスタンドに差し出されたサポに握手。

スタはＢＧＭにミスチルの曲が…

「終わりなき旅」　　大好きな曲… 

ゴール裏に来てくれた時は握手はありませんでしたけど、団長の差し出す拡声器を取り、僕たちに向かって普段着の挨拶。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

すみません。覚えていません・・・・(T_T)

ありがとう！でも、まだ戦いは終わってないし最後の応援をヨロシク！いっしょに絶対昇格しよう！的なことをおっしゃってました。

そして僕らの目の前で選手達による胴上げ！

秋さん最高の笑顔でした。選手達も笑顔です。

去ってゆく秋さんの背中に秋さんの応援歌の熱唱！

♪あきたゆたか〜！オーオ！オーオ！俺達と共にアキ、オーオ！ 

 もう歌えないと思うと感極まって…。涙で声にならないゴール裏…。

最終節の草津戦。秋さんは帯同してくれます！

試合に出るつもりで行く！と…。　なんとも頼もしい秋さんです。

秋さん本当にありがとう！１５年間お疲れ様でした。

サンガに来てくれてありがとう！僕達はあなたを絶対忘れない！