辛勝サンガ！４位浮上！！

◎スタジアム：アルウィン（ザスパ草津２ｎｄホーム）

◎観客数：３０９６人

◎気温：１５．９℃

◎湿度：６４％

◎天気：晴れ時々曇り

◎風：弱風

※実際の天候は、試合開始早々から暴風雨に見舞われフラッグを揚げることは不可能。

弾幕も千切れててしまうのではないかと思われるくらいの天候。試合終了時には日も差していたが肌寒さも感じた。

開始前まではいい天気で芝に水撒きをしていたくらいで。選手も半袖が多かったが後半より長袖選手が大半を占めていた。

 

☆フォーメーション

 

　　　　　　【サンガ】

　　　　　　アンドレ

　　　　パウリーニョ

徳重　　　　　　　　　　倉貫

　　　斉藤　　　石井

三上　　　　　　　　　　渡辺

　 　チアゴ　　　角田

　　　　　　平井　

　　　　　【ザスパ】

　　高田　　　　氏原

山崎　櫻田　秋葉　鳥居塚

尾本　チカ　藤井　　田中

　　　　　

　　　　　　本田

 

☆ポイント

・試合前日の練習でサンガ右サイドバックの平島が足を故障して、渡辺が右ハーフバックから一段下がりサイドバックに右ハーフバックに倉貫が先発起用。

 

・ザスパは前節仙台戦でＤＦ田中・藤井・チカが累積で出場できず、おまけに植木監督までベンチ入り停止のなか大敗。連敗中で３連敗は絶対許されないホームゲームでベストメンバーで挑む。モチベーションは高いはず。

 

・前節ハットトリックのサンガ　アンドレ選手をいかに抑えるか。

 

　　　　　　　　【前半】

 

　上記の通り、前半は台風の中でのゲームでボールがコントロールしづらく両チームともに、すべる・こける・ボールコントロールができないなど苦労していた。

 

　サンガはサイド攻撃を展開していところだが、なかなか思うように攻撃できない。

一方、ザスパはＤＦが冴えていた印象が強い。ボールを奪ってからの攻撃の切り替えが早く膠着状態の中にもザスパの方が質の高いサッカーをしていた。

 

　３４分にサンガのパウリーニョにイエロー。内容は忘れたが執拗に審判に講義してのカードだったように思う。最近やたらと多い。

 

日本の審判に慣れろと言うのは、また言葉が違うが不要なカードはもったいない。これで累積で次節パウリは出場できない。

そんなジャッジに選手たちの覇気が少なからずも影響を与えていることを感じることが多い。なんとかならないものか！毎回口に出してしまうテーマでもある。

 

・チアゴが前線にパスを出すときに中央のアンドレめがけてと言うシーンが数多くあり、サイドの三上や渡辺にパスを出さないのが気になった。

・ザスパの温泉カテナチオは強い。なかなか突破できない。

 

両チームとも少ない決定機をものにできず、後半の切り替えがポイントになる余韻を残して前半終了。

 

☆ハーフタイムの監督コメント

 

京都サンガF.C.監督： 美濃部　直彦 ・コンビネーションで崩していこう。
・ディフェンスは一発でやられるな。
・後半の立ち上がり、注意していこう。

<交代>なし
ザスパ草津監督： 植木　繁晴

・前半、悪くない。このまま続けろ。
・奪ってボールをしっかりつなごう。
・下がスリッピーなので、早めにシュートを打っていこう。

<交代>なし

 

 

　　　　　【後半】

 

７分にザスパ　チカにイエロー。

 

１４分　ザスパ選手交代　ＭＦ山崎ｏｕｔ　ＦＷ松浦ｉｎ　攻撃に出てくる。

 

２４分　サンガ選手交代　ＭＦ斉藤ｏｕｔ　ＭＦ加藤ｉｎ　サイド攻撃をもっと増やせという美濃部監督のメッセージ。キャプテンは斉藤から渡辺に。

加藤の投入でサイドからのえぐりが増えて活性化して行くがザスパの壁は強く破れない。

 

やたらと笛が多く高いボールのせめぎ合いは必ずと言っていいほどゲームが止まった。

 

何度かアンドレ・徳重がオフサイドを切り抜けゴール前に突っ込んでくるもパスが届かないシーンがあり、二人とも「なんでパスをくれないんだー！」と渋い顔をしていたのが印象的だった。

声に出してパッサーを怒鳴りつければいい。パスもシュート気味の鋭いボールを送り込めないものかフリーでゴール前まで飛び出せているのに、歯がゆい思いが伝わってくるようだった。

 

３５分　ザスパ　チカに２枚目のイエロー。退場。チカはキレて吼えまくっていた。後で確認したところカードレベルでないファールの様子。チカの猛抗議も納得。

 

鉄壁の温泉カテナチオの一角が崩れ加藤の投入もありサンガの猛攻が始まる終盤。

ゴール前は団子状態。打てども打てども跳ね返される。

 

前ザスパ戦は鴨池（鹿児島・サンガのホームゲーム）でロスタイムにサンガのミスから失点で同点にされ勝ち試合を落としたこともありなんとかリベンジを果たしてほしいがスコアレスドローが濃厚のロスタイム。

 

左コーナーキック。キッカーはパウリーニョ。二アのアンドレがヘッドで落として徳重が反転してのセクシーシュート！　　試合は決まった。まもなく試合終了。

 

いつも不可解なジャッジに泣かされてきたが今回は助けられた。

ジャッジについてのコメントはもうしないが…。

 

それにしてもザスパは強い！

攻守の切り替えはサンガ以上とも言える。ＭＦ櫻田のスピードやセンスは恐ろしい。

Ｊ１でも遜色ないゲーム展開ができるのではないかとの印象はさらに深まる。

 

まぁ、よく勝てたと思う。徳重のコメントにもあったが全員で取った得点。まさにその通りだった。

この勝ち点３は大きい。

 

ザスパサポの応援も一体感があって素晴らしかった。

 

Ｊ１昇格・優勝などの観点から言えば決して褒められた内容ではなかったが、今大切なことは負けないこと。苦しいときにどれだけやれるかである。

 

次節はホーム西京極で愛媛戦。前回アウェイで０−３でボコボコやられたチーム。

勢いに乗って更に連勝を積み重ねたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

よく勝ってくれました！！

ありがとう！お疲れ様！！