
フルハムサマーキャンプレポート(3)
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Janbomasa
2007年08月07日 00:49 visibility64
フルハムFCと[[ISA|http://www.maedagakuen.barnet.sch.uk/isa/]]・LJJ共同企画によるフルハムサマーキャンプ2日目。
2日目も生憎の悪天候。この日は練習開始時から雨が降っており、さらに豪雨になるという最悪なものであった。
一日目同様、参加人数の関係からグループ1(6歳〜9歳)とグループ2(10歳〜12歳)の二つに分かれての練習となった。練習開始直前、雨のためまずグループ1は屋内でのフットボールビデオ鑑賞とした。練習不可能なほどの雨ではなかったのでグループ2は予定通り練習を開始したが、グループ1の参加選手の場合、雨の中の練習に耐えうる体力を持ち合わせていないと判断したため、ビデオ鑑賞をしながら天気の様子を伺うという決断を下した。
さらに運の悪いことに、雨が激しいものとなってきたので、グループ2の選手たちも一時待機とし、屋内でのビデオ鑑賞に加わってもらった。
その後、天気に回復の兆候が見られてきたため、練習再開となるところだが、フルハムコーチのアンソニーを中心に、再度協議を行なった。というのも、やはりここは天気が変わりやすいロンドン。再び雨が降ることは十分にありえることだ。そうすると、特にグループ2の選手たちは、一度乾いたからだが再び濡れることになり、急激な体温の変化を再度味わうことになってしまう。急激な体温変化を再度繰り返すことによる体への負担は、体調不良を招く大きな原因になるのではないかということで、練習の再会前に念入りな競技を行なうことにしたのだ。
雲の様子や風向き、さらに残り時間も考慮したうえで、我々は再会の決断を下した。そして幸い雨が降ることはなく、むしろキャンプ中初の快晴となり、選手たちは残り時間を目一杯外での練習に費やすことができた。
このような天候に関するコンディション調整は、天気が変わりやすいロンドンでは、特に重要な管理業務となってくる。選手たちの体のことを考えたら、もちろん無理をして練習を行なわないほうが良いのだろうが、待機中も常に外での練習への意欲を見せる選手たちを見ていると、なんとかして練習を再開する方向に動きたくなってしまう。さらに、我々もロンドンの雨がずっと続かないということは知っているので、余計に練習再開の検討を前向きに検討したくなるのだ。このような調整業務も、今回はアンソニーを中心に的確に行なえたと思われるが、改めてその難しさを痛感し、今後の課題となる項目の一つだと確認した。
練習自体は雨のため時間が短くなってしまったが、アンソニー提案のバラエティーにとんだ練習内容を選手たちも精力的にこなし、大きな怪我人もなく進行することができた。
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ISA
http://www.maedagakuen.barnet.sch.uk/isa/
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