開催国の面目

  • r-7
    2006年07月09日 23:35 visibility42


W杯という大会で3位決定戦を戦うモチベーションってどう
なんだろうか。ドイツは開催国として少しでも長い期間大会
を盛り上げるという意味合いもあるだろうけど、ポルトガル
は40年振りの3位という目標で、モチベーションは上がるん
だろうか。とか余計な心配をしてしまった。

怪我なんかの影響もあって両チームともスタメンを少し変え
てきた。バラックやフィーゴはもう休養か?ドイツのGKは
ここまで控えだったカーン。このへんはドイツ国民に対して
のアピールか。

試合のほうもどこかそういった感じで見てしまった。どちら
もチャンスを作るが決めきれず、どこか淡々とした印象。ま、
これは単なる個人的な偏った見かただろうけど。前半をスコ
アレスで折り返すと、後半も同じような展開で試合は進む。

10分を過ぎた時、ガンバサポ的にはカジの足をイワしてくれ
た憎き、何とかタイガー(=シュバインシュタイガー)が左
サイドから中央へ持ち込み、強烈なミドルシュートを放つ。
リカルドも反応はするものの、その手をすり抜けゴールに突
きささる。ようやく試合が動いた。そしてここからは何とか
タイガーのワンマンショーになる。

最初のゴールから5分後。左サイドからのFKを何とかタイ
ガーが低い弾道のシュート気味のボールを蹴りこむ。これを
ペチートが見事に合わせて、じゃなくて、クリアしそこねて
オウンゴールしてしまう。そしてその15分後。1点目の再現
のように左サイドから中へ入り、今度はリカルドも届かない、
サイドネットへミドルを突き刺した。

ポルトガルとしては、完全に集中力が切れてしまってもいい
展開だけど、一人最後まであきらめてない男がいた。途中出
場で入ったフィーゴが右サイドを突破し、ヌーノ・ゴメスに
完璧なクロスを入れる。ここまで好セーブをしていたカーン
もこれにはどうしようもなかった。しかし反撃もここまで。
ドイツが開催国としての責任を果たしたというところかな。
この結果で一番ホッとしたのはクリンスマンかも知れない。

この試合の主審、副審に日本人の上川さんと廣嶋さんが抜擢
された。怪しいところは結構流し気味で、本当に見えてるの
かどうか分からないところもあったけど、全体的には落ち着
いてやれてた印象かな。この経験とジャッジの基準をJにも
持ち帰って、その基準で笛を吹いてもらいたいですね。













































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