超攻撃 ギア・セカンド

  • r-7
    2007年05月02日 23:16 visibility56

 前節大敗したチームは大抵切り替えが必要だし、大分ももちろんそういう気持ちでゲームに入ってくるだろうと思ってたけど、まさかこんな展開になるとは思わなかった。


 ガンバはマグノとバレーの2トップ。中盤から後ろは前節と変わりなしでアキが代表のタイミングもありはじき出されるかっこになりつつある。ミチも頑張ってるし、そうそう今の中盤に割ってはいるのは厳しいかもな。


 立ち上がりからゆっくりボールを回し様子をうかがうのかと思いきや、最初のCKのチャンスでいきなり試合が動いた。開始4分の左からのCK。ニアに入ったバレーとシジがおとりになり、中央のサトシがフリーに。珍しく頭でなくボレーで難なく合わせて先制。この時のサトシにマークはいるけど誰も競ったりしてない。大分DFは最初のCKにしては集中力がなかったように思えた。


 そこから2分後。中盤へ下がってボールを受けたマグノが一人かわしてドリブルに入る。エリア前でフタとのワンツーであっさり切れ込み追加点。フタの「巧」なタッチのパスも素晴らしかったけど、またしてもDFのマークの受け渡しができてなかったね。マグノをあっさり離したのは金崎かな。


 序盤で2点のリード。上々のスタートだけど、早い時間すぎてこの後の集中力が気になる。前節の磐田戦のような展開にならんかったらエエけど。。。


 大分も少しは持ち直すが、攻撃の時の起点が作れないし、高松頼りなところが目立つね。1本ポストを叩いたビッグチャンスがあったけど、あれが入っていたらまた気持ちももっときっちり切り替えられたのかも知れない。


 攻撃をしかけようにもガンバの守備も集中してる。最終ラインでは高松に仕事をさせないし、中盤からはプレスがかかって、相手に前へボールを運ばせない。が、2点先制した余裕からかガンバの攻撃も少し雑になったような気がした。そのまま大きな動きがないまま後半へ入る。


 後半に入っても同じような展開が続く。大きなチャンスもピンチもないままの時間が続く。まだ慌てるような点差じゃないといえばそうだけど、やっぱりもう1点取ってさらに楽にゲームを運びたいところ。


 そんな展開が60分すぎまで続く。ついに西野さんがしびれを切らしたか、バンとアキを同時に投入する。はやく追加点取ってこいってメッセージがアリアリな交代だw と、ここで意外だったのがバレーはバンと代わったけど、アキはフタと交代だった。フタそんなに疲れてたのかな? ちょっと気になるな。


 アキとバンが入って少しリズムが変わる。バンは常に裏を狙うし、アキはドリブルでガンガンつっかける。ただこの時間の前あたりから松橋が入っていたこともあり大分の攻撃にもリズムが出てきていた。少し疲れも見え始めた時間帯だったし、これで1点返されるとイヤなムードになるし、誰か頼む。と思ってたらバンがやってくれた。


 71分。ハーフ付近でのスローインを下がってきてうけたバンが粘ってヤットに繋ぐ。その横をオーバーラップしていった橋本にぴたりとパスを合わせると、橋本が相手を一人かわしながら技ありの右足アウトサイドでクロスを入れる。そこへさっきボールをつないで走り込んできたバンが勢いそのまま腿で押し込み3点目を決める。


 これでかなり楽になった。と同時に大分をがっかりさせる1点でもあった。大分にチャンスを作らせずにポゼッションを高めながらさらにもう1点を狙いにかかかる。


 76分にマグノがこの日2点目のゴールを決めるけど、その前のプレーを遡って見ると、バックパスも含めて15本のパスをつなぎ、時間にすれば1分弱なんだけど、全くボールを取られないままゴールにまでつなげていった。


 しかし加地が今シーズンはすでに2アシスト目だw マグノも去年は大分愛が強すぎて点が取れなかったけど、ようやくガンバ愛と家族の愛のおかげで復調の兆しが見えてきたかな。あと前ちゃんマンのクロスバーミドルは惜しかったねぇ。


 西野さんのコメントにもあったように、このゲームであえて悪いところをあげる理由がない。この流れを次のゲームにつなげていくだけだ。次は神戸、清水と連戦だけど、あいにく大阪にいなくて見れません。休みの最終日にまとめてテレビで観戦かな。連戦の最後はアウェーで浦和と。そこまでこの勢いで突っ走りたいね。

 

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