我慢の末の勝点3
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たろ
2006年04月02日 16:56 visibility72
鹿島と大宮のこれまでの対戦成績は鹿島の2勝0敗と、鹿島がリード。
今日の試合も、これまでの試合と同様に鹿島が主導権を握った。
前半は両チームとも硬い立ち上がり。どちらの相手攻撃陣も
相手ペナルティエリア内に入り込めない。
そんな開始6分に得点が舞い込んだ。
右斜め45度。ゴールまでの距離は30m程。小笠原の出したシュート性のFKに
岩政が頭で合わせたボールは相手ゴールの左サイドネットを突き刺す先制ゴール。
岩政の今期初得点だった。
大宮としては早い時間での失点のためか、焦った様子はなく、失点前と変わらない
堅守からのカウンターを狙っていた。
藤本からの精度の高いパスに吉原が反応し、何度か決定機を迎えたが得点には至らなかった。
流れが大宮に傾いていたが、鹿島が小笠原の飛び道具で追加点と流れを奪った。
前半42分。時間帯も申し分ない。
鹿島2点リードで後半に入る。
大宮は久永、藤本が相次いで怪我で交代するアクシデントがあったが、小林大悟が
キーパーの前でワンバウンドをする技術的なゴールで得点を呼んだ。
2−1になってから試合は膠着状態となった。共に相手の攻撃の芽を潰し合う。
我慢の時間が長く続いたが、残り時間を巧いサッカーで自在にコントロールした
鹿島が勝点3をゲットした。
状態が良くないなか、確実に結果を残す鹿島に巧さを感じる試合内容だった。
大宮は新加入選手が、まだ組織として完成されてない粗さが目立った。
藤本と吉原のコンビネーションに磨きがかかり、チーム全体として
方向性が一致すれば、今後に期待ができるのだが。
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- 事務局に通報しました。
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