Alex

最近になって、三都主(Alex)の活躍がとても気になる。
やはり彼は素晴らしい選手なのだと今更ながらに感じている。
ジーコJAPANの時代、彼が必要以上に1対1を仕掛けてはボールを奪われる様をみて
攻撃が得意のサイドバックにして、こうも簡単にボールを奪われてはメリットが
無いと思い、中田浩に代えた方が良いと常々思っていた。

2006年W杯、中田英、ジダンの引退試合としか印象に残せない寂しい思い出の大会だが、
この大会で私はAlexのプレーを観て胸を熱くした。

素人目でも解かるくらい、彼は懸命にディフェンスをしていた。
パスの精度も高く、トップコンディションであった。
この時、ジーコJAPANで最も得点率の高い攻撃の起点はAlexなのではないかと思うようになった。

事実、この大会で唯一得点らしい得点を彼はアシストしている。(ブラジル戦)

スピードに衰えのあった中田英はボランチとして下がり目にいるのが適しており、
中村は屈強なDFの前ではやはりパサーに徹するしかない。
切り込んで崩せるのはAlex、加地の両サイドバックだった。
まぁ、過去の大会は様々な観点で多くの人が分析しており、今更それを言っても仕方が無い
事もあるのでこの辺にしておこう。

いやしかし、思い起こせばKingカズ、前園、中田英などをとっても、やはり
ドリブルで局面を打開してゴールに結びつける選手がチームの攻撃を引っ張っていたのは
事実だと思うし、そういった選手を今後も注目していきたいと思う。

 

結果的にオシムJAPANでもAlexは起用され、活躍しているから気付いた事であり、

自身のサッカー観の幼稚さが露呈されて恥ずかしく思う。

 

1サポーターであるからには、まだまだ私も勉強が必要だ。

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