
オレンジ空に、高い笛の音と歓喜がこだまする。
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トミー
2008年10月29日 05:17 visibility321
今週、不敗記録を重ねていたチェルシーのホームスタジアム、
スタンフォードブリッジが4年8ヵ月ぶりに陥落。
どんなに強い思いで作り上げてきた歴史も、
いつかは終わりを告げる時が来るのです。
――――ということで、ついにミラクルミラーの不敗記録もストップ。
相手が同じ降格という崖っぷちで格闘してる相手だっただけに、
勝ち点0というのは悔やんでも悔やみきれない結果です。
また、「それはないやろーー」的なPK献上が決勝点となってしまい
よけいにやりきれない気持ちになっちゃいます。
でもまぁ。
切り替えるしかないんです。
残り4節。負けても気持ちをもう一度立て直していける、ギリギリのラインだと思います。
プレッシャーに打ち勝って、試合後のやざーの言葉通り、
自分たちのプレイをやるしかないです。そうすれば、結果は出るはず。
てことで、ゲーム中の出来事にいつものごとく斜めな突っ込みを入れてストレス解消!
怒って笑って、ファンもサポーターも気持ちを切り替え、気合いを入れ直しです!!
【J 30節 大宮アルディージャ(H)×ジェフ千葉 (参考ページリンク)】
久しぶりに生放送観戦となり、ウキウキしながら帰宅。
スタメンお知らせメールを放って、
観戦用おやつを買いこみ、急いでTVの前にスライディング状態だったため
スタメンみてびっくり。さらに主審を見てびっくり。
巻、レイ(ナウド)、ミシェウが外れ、
新居、やざー(谷澤)、工藤ちゃん、そしてニャンコ深井と
ちびっ子軍団出動状態。
無敗男戸田っちがスタメンとは頼もしい。
アウェイ仕様の布陣を気に入り、
久しぶりにウッチー(大宮・内田)の姿を見つけて喜んでいたのもつかの間。
(ウッチー隠れ大ファン。敵だったけど。)
なんで連敗中なんだよ・・・と首をかしげたくなる大宮のパスサッカー。
これはいつもの”奇跡の無失点劇”をジェフに期待するしかないなと思っていた矢先。
お馴染みボスナーのスーパークリアに「おし!今日も運は持ってるぞ!」と
わけのわからないガッツポーズ。
そして前半20分。
大宮のミスをついて深井ニャンコがクロス。
走りこんだヤザーのシュートが決まり、ジェフ先制に成功。
あとは落ち着いて、いつものアウェイ仕様スタイルで守りきり、
勝つことができるだろうと思ったんだけれど
そう、簡単にはいきませんでした。
12
34
※なんかボケてるキャプばっかでごめんちゃい。
1 ゴーーールのやざぁ。
2 ゴールに喜ぶ、ちびっ子や良太マンの横で、即座に指示を受けてる格好いいボスナー兄貴。
3 昇平へーい(池田)が必死でキーパーに渡そうとするも、
グッピー(岡田)との意思疎通がうまくいかなかったのか、グダグダな状態に。
4 いやいやいやw グッピーおまえだよw 早くキャッチしてやれよ。
因みに、この前にもグッピーは、大宮のCKクロスをスカッと空ぶってピンチになるなど
わたしたちを今日も楽しませてくれようと必死です。
前半終了間際に、ついに気合い入りまくり大宮の攻撃実ってジェフ失点。
追いつかれてしまいます。
必死で中立を意識しつつも、大宮応援がバレバレだった解説の永井さん。(たぶん)
セットプレーから、波状攻撃の大宮を食い止めるジェフの守備陣を褒めた瞬間にゴールが決まり
「ジェフの守備を褒めた直後だったんですけど・・・」と苦笑い。
わたしは「そういって、呪いをかけたんですね。」と高度な妄想で気を紛らわしてハーフタイムへ。
この日は本当にジェフのサポーターの声がすごかったです。
TVのため、実際に現地ではどうだったのかは知りえませんが、
「今日は試合前にみんなで発声練習したのか!」と言いたくなるほど
声がよく通っていました。
気合いの表れなんでしょうけれど、ハーフタイム前後の”WIN BY ALL”コールには
ちょっと感動を覚えてしまったほど、グッと来るものがありました。
きっと選手たちも、その声に胸を熱くして後半のゲームに入ったと思うんですけど・・・
みんなが忘れてました。奴の存在を。
降格逃れを競う大一番、
両チーム選手や、ましてやサポーターごときに主役を明け渡してなるものか!
後半開始30秒―――家本降臨!
ジェフが一度クリアしたボールを再び拾った大宮。
左サイドからあがったクロスに、ペナルティエリア内で
昇平ヘイとボスナーに挟まれたラフリッチが倒れ込み、高らかにピッチに響き渡る笛の音・・・・!!
最初、わたしはラフリッチのハンドを取ったのかと思ったほど、
そのPK判定はあり得ないものに見えました。
が、解説さんは倒されましたねと言いきったので、
わたしもそうなんだろうと、見づらいリプレイ映像に目を細めつつ
「キャプするときにチェックしよう」と固く心に決め、PKを見守ることに。
が、我らが世界に誇る俺流審判・家本主審。
侮っておりました。
PKを藤本が決め、歓声が上がるゴール裏。
またしても高らかに鳴り響く笛の音・・・!
家本主審の得意技――! や り な お し 。
期待を裏切らない男・家本!
ラフリッチが、蹴る前にエリアに入っただか
なんか、そんなじゃないですか、たぶん。
大宮サポの「えぇーーー(怒)」という声と
千葉サポの「えぇーーー(w)」という声が入り乱れる中、
藤本がしっかりさっきと同じ方向に蹴り込み勝ち越し。
阿波踊りパフォに狂喜する大宮さんの姿をボーっと眺めつつ、
「点取りゃええねん」と気合いを入れ直します。
蹴り直しが決まった瞬間「キタ、家本w」と会場中に冷たい空気が流れる中
「これは水を差しますねー」と実況・八塚さん。
えぇ。ジャッジをくだすより、どちらかというと水を差すのが特技なんです。
ほんとに。
PKについて解説さんは「前半からの伏線があった。」
「ずっとラフリッチを自由にしていた。」「このシーンだけではない。」と
判定が下された興味深い背景を語り、さらに。
世界に誇る主審でありながら、誤解を受けやすい性格の家本の心情を説明。
なるほど。
でも、わたしもわたしなりに分析しましたので、トミー流のPK判定調査結果を。
キャプついでに数十回と見直し、
さらにミラー監督の試合後会見のコメントを参考にした結果――
もしかして、
ラフリッチに触れてないかも知んない。
※クリックするとデカいんで、愛しいPCちゃんのスペックに自信がない方はお気をつけください。
池田がボールを背って、ジャンプをした時の左手が原因かと思ったけれど
触れてないっていうか、その前にラフリッチは倒れ始めてる。
じゃ、ボスナーの左足かと思ったけれど、腰を落として踏ん張った状態で
ひざ下だけ動かし引っかけるのも無理っぽい。(てか出来たらキモイ)
というか、ミラー監督が示唆したとおり(最後に参照あり)、
家本主審は、東美で接触の瞬間見えてないんじゃないかなぁ・・・。
よって、トミー判定は
ラフリッチのひとり勝ち・・・!
それとこの疑惑判定よりも声を大にして言いたいのは
試合後会見の冒頭で、ミラー監督が判定について詳しくコメントした部分があったのですが
またしてもJ'sGOALはそれをカットして載せているということ。
前にはクゼ監督も、
”一つのジェッジに対しての苦言ではなく、Jリーグ全体のことを見据えての抗議”という
コメントをしていたのですが、それもカットされていた経緯があります。
J'GOALはご存じのとおりJリーグ公認サイトであることは説明もいらないかと思いますが
正しいジャッジがなされてこそ、魅力あるサッカーができるのではないでしょうか。
改めて、疑惑判定で負けたチームの大事な役割として、ここに訴えます。
大事な役割も果たしたところで
観戦記に戻りましょう。
頼もしいレイと巻が代わって入るも、巻さんは相変わらず
なぜか味方のシュートをクリアするという特意技を披露。
まぁ・・・いいんだけどね。
お互い降格するかしないかの大事な一戦。
気持ちも入っていたし、大宮の方は久しぶりに”勝ち”が目前状態。
いたるところで「気合い入りすぎ!」と思ったんですが、
そういうのって傍から見るとつい笑ってしまう場面になってしまうもの。
やざーと頭ごっつんして倒れ込んだレアンドロ。
やざーの頭固そうだからね、星がチカチカしてるかも。
でも、家本主審が即座に要請したタンカが到着しても、一向に乗る気配なし。
ジェフの選手たちもイライラし始め(ファンはその前にブーイングスタート)
レイナウドが駆け寄ります。
1 家本「ほら、タンカに乗った方がいいんじゃないかなぁ。」
2 あまりに時間を稼いでる事バレバレの状況に、
ブチ切れたトーミキャプテンが乱入。
家本「(しっかり熱くなった選手も抑えたぞ!しかもカード出さなかったぞ!)」
トーミの気持ちはわかるな。ほんと。腹立ったもん。
3 ・・・ってレアンドロ起きてるやん。
最後までやり通せよ!ムクッて起きちゃうなよ・・・。
4 そしてさりげなくレイと波戸が固くハグ・・・っ!
なんでww わけわかんないよ。
そのあとも激しい試合となり、吹き荒れたカード5枚(全部大宮)。
うち一枚のレッドカードで、最後は一人多いジェフでしたが
最後まで追加点をあげることはできませんでした。
激しすぎて失笑シーン。
1 さすがトーミ。PK判定に対するリアクションが素敵。
2 PK蹴り直しに大悟にも(呆れた)笑顔がこぼれる。後ろでジェフ陣も”ポッカーーン”。
3 勝ち越した直後、GKと喧嘩を始めるレアンドロさん。落ち付け・・・。
4 今度はうちのニャンコとにらみ合い。
深井負けてないwww 格好いいなー・・・。惚れちゃうな。
激しい試合を制し、勝ち点3を手に入れた大宮。
連敗記録から救ってあげた優しいジェフ。
連敗記録から救ってあげる手助けをし、
かつ「カード乱舞でトントンにしてますますJ最終節まで面白くしたったで」の家本。
のこり4試合。
この戦いがどういう意味を持つのかは、まだわかりません。
ジェフにもまだ希望が残っているのだから。
大事な大事な4試合を、一節一節真剣に戦うのみです。
ファンもサポーターも、選手たちチームと一つになって、めざすは場所は同じです。
最後まで、声援を送り続けます。
でも、一つだけ・・・。
一つだけ願いが叶うとしたら。
もう 家本さんとは
あたりたくありません。
さぁ、次は切り替えて天皇杯だ!
天皇杯は鬼門だけど、今年はせめて3試合くらいは踏ん張ろーぜ!
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付録:ミラー監督のPKに対するコメント部分抜粋。
「試合会見に少し遅れて申し訳ありません。PKの場面をビデオで見ていました。
ボスナーにも確認しましたが、ボスナーは触っていないということだった。
私の意見としては、ビデオで見たところ、誰も触っていないように思う。
審判の方も、ポジション的にうちのMFの選手がいたので、
遮られて見えていたのか、見えなかったのか、私にはわからない。
もし、さわったとしたら池田だったのではないだろうか。
とにかく、そういったことでPKから失点してしまった。」
【J1:第30節 大宮 vs 千葉】アレックスミラー監督(千葉)記者会見コメント [ J's GOAL ]
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