吹田市に失望した�

ホームタウンとしての自覚も、ガンバの存在に誇りすら持つことができない吹田市を


あきらめて、どこに行くのがいいかと言えば、それは堺とか、大阪の南部がいいかも


しれない。なぜかというと、私は今は吹田市民だが、堺市出身だからである。


また何よりも、まだまだ安い土地が一杯ある。最近の薄型テレビ、リチウム電池、


太陽電池パネルなどの工場進出ラッシュが証明している。


 


若い方々は知らないと思うが、私が子供のころに堺には南海ホークスというプロ野球球団が


あった。子供のころは、中モズというところによく練習を観に行った。


今でこそ、関西で野球と言えばタイガース一色だが、当時はパリーグに3球団もあって、


北のほうは阪急、東は近鉄、南部は南海と、完全にすみ分けができていた。


 


弱小球団だった阪急(後で強くなったが)、近鉄と違い、南海は名門中の名門だった。


晩年は万年最下位だったが、それまでは常に優勝争いに加わっており、選手も古くは


杉浦、野村、広瀬、後世になってからは、江本、門田、柏原など玄人受けする実力の


ある選手がそろっていた。そして、それらを率いていたのは、名将鶴岡監督である。


(グランドには銭が落ちているという名言が残っている)


 


ただ、成績とはうらはらに、人気がない。ホームグランドも立派な甲子園やきれいな


西宮球場と違い、大阪球場というボロくて、狭い球場がなんばのど真ん中にあった。


今では信じられないかもしれないが、東京でいうと新宿に球場があるようなもんだ。


こんなボロ球場なので、そのロケーションにかかわらず客が来ない、場所が場所だけに


ガラが悪い。それでも寮や練習場があった堺では、ほとんどが南海ファンだったし、


話題も南海ばかりだった。結局、球団は万年赤字。ついには身売りをしてしまった。


 


こう見てると、南海ホークスがガンバの将来に見えてくる。


 


だからこそ、地元にプロのスポーツクラブが無くなって久しい堺に移転を提唱する。


トレセンも出来たし、市を挙げて後押しすること間違いなし。


財政的に厳しい分は、となりの泉大津や岸和田あたりまで誘って何とかなる?


 


どうでしょうか?


 


 


 


 


 


 


 


 

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