安定感

  • Noxi
    2007年03月21日 00:32 visibility39

ちょっと風邪気味ながら、スタジアムに行ってきました。
道中はちょっと風が強かったんだけど、
風の向きがホーム側→アウェイ側だったせいか、ゴール裏は暖かくて助かりました。(o^o^o)
ただ、ゴール裏はどちらも満席なんだけど、特にバックスタンドは空席が結構ありました。
後で聞いた発表では12000人を切っていたんだけど、
せっかく首位で帰ってきたんだから、もう少し入ってほしいなあ。

前半立ち上がりは藤田や慶のミドルもあってまずまず順調な滑り出し。
今までロングボールを使用しているのは、
前半風上に立っているということで監督から事前に指示があったのかな?
と思ったら前半15分あたりからボールを支配されるようになりました。
新潟のプレスと囲い込みが早くて、まともにハーフウェイが超えられない。
ラインもちょっと下がってきて、セカンドボールが拾えない。
更にグランパスのファウルが多くなってきて、危険な位置でFKを何本か与えてしまう。
悪い流れです。
この間のジェフ戦でもそうだったけど、
このあたりの時間帯で相手にペースを握られるのは何でだろう?
とはいえ、新潟の攻撃がサイドからの放り込み一辺倒だったことと、
FKの精度が今ひとつだったこともあり、それほどヒヤッとする場面はなし。
初先発の竹内も落ち着いて対応していました。
て油断してたら増川がありえない自爆パス!!
事なきを得たからよかったけど、もう勘弁してください。
30分過ぎから落ち着きを取り戻し、ボールキープができるようになってきたところで、
増川のロングボールをヨンセンがヘッドで競り、こぼれ球を杉本が中へ折り返し、
ヨンセンのヘッド炸裂!!
いきなりの先制点でゴール裏もエラいことになってました。
この先制点で勢いに乗り、増川の攻撃参加から更にビッグチャンスがあったのですが、
これは新潟DF陣が体を張ってストップ。
ともあれ、内容を考えれば上出来の1−0で前半終了。

ハーフタイムのドアラ・シャオロンとのコンビネーションダンスについてはノーコメントです・・・
新潟のリザーブの選手は練習切り上げちゃってたし・・・

後半は立ち上がりから完全にグランパスのペース。
竹内が右に張り出してたようなので4バックに近い形に変わってましたが、
左サイドのキムと本田を起点にして次々にチャンスが生まれました。
後半にペースを握るのもジェフ戦と一緒。
前半は押さえ気味に我慢して後半勝負というのが、今年のグランパスの形になりつつあるのかな?
しかし、中村のシュートはキーパーに止められ、本田の突破からのシュートもバーの上。
あとひと押しなんだけど・・・
でも、中盤の5人の出来はすこぶるいい。
5人とも運動量とテクニック、飛び出しとカバーリングが高次元でバランスが取れてました。
前線の杉本の運動量も出色。
ポスト役のヨンセンとの役割分担がハッキリしているので、プレーに全く迷いが無い感じ。
監督もこれでは使わざるを得ません。
新潟もよく我慢していたけど、キムがDFからかっさらって3戦連発のゴール!!
ゴールはテクニックよりも強引さが生んだ感じですが、
今日のキムはテクニックも光っていました。
ホントはうまい選手なんだなー(@_@)
終盤はお互いに中盤が間延びした上に、
新潟が前線の枚数を増やして更に放り込みを強化してきた為、危ない場面も何度かありましたが、
何とか2−0で終了。
新潟はエジミウソンがいれば攻撃に縦の奥行きが生まれると思うけど、
今日の攻撃は最後までサイドからの放り込み一辺倒でした。
河原は初めて生で見たけど、DFにとっていやらしいところを突いてくる選手という印象を持ちました。
U-20では期待しています。

結果、3節を終了して首位をキープしています。
今のグランパスには相手を叩きのめすような圧倒的な強さは感じませんが、
ピッチ上の全員の意図がきちんと統一できている印象です。
ここは我慢する時間帯だとか、ここは勝負に行くという意図が共有できているので、
正直スタジアムで観戦していても、安心して見ていられます。
このチームには今まで「安定感」という言葉とは随分長いこと縁がありませんでしたが、
それが生まれつつあるのではないでしょうか。
ただし次節のリーグ戦は2週間空きますので、
ナビスコでもこの安定感が持続できるかどうかがキーだと思います。
でも今回はケガ人が出なくてよかった(T_T)



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