内容は完敗ですよ?

  • RASCAL07
    2007年05月04日 12:05 visibility59

VSサガン鳥栖戦を観戦に行きました。
ちょっとスタジアムに入る前にゴタゴタがあって、かなり怒りMAX状態でゲームをみるハメに。

それはさておき
鳥栖は上がり下がりが非常に上手いチームだという印象があります。
攻めるときも守るときも、いつの間にか人数が揃ってるんですよ。
ときどきフィールドに11人以上の選手がいるような錯覚に陥ります。

前回アウェイで湘南相手に大勝した山形ですが、今回はかなり苦戦しました。
序盤パスやプレスの精度が全くないように感じました。
パスが味方の足下や開いたフィールドに行かず相手にカットされるシーンが目立ち、プレスも中途半端で鳥栖の細かいパスでディフェンスがするする抜かれていってしまいます。
セカンドボールがことごとく相手チームに奪われている感じでした。

プレスがかからない状態で、前半26分。こちらのDF2人挟まれながら、鳥栖の藤田選手がふわりと浮くループシュート。それはGK清水選手の頭を越えゴールマウスに吸い込まれていきます。
「あれ!? 入ったの!?」まさしくそんな感じの技有りシュートでした。
やられた! としか言いようのない素晴らしいゴールだったと思います。

前半は終始こんな感じでずっと鳥栖ペース。追加点を入れられなかっただけまだマシだった、追いつくなんてとんでもない、という出来でした。

後半は開始早々、ゲームが動きます。しかも悪い方に。
ボランチ秋葉選手が2枚目のイエローで退場に。しかもラフプレイとかではなく、スローインの判定を不満としてボールを叩き付けたことに対して。そのカードのもらい方はないだろー、秋葉。

1点ビハインド。そして1人少なくなった人数。6戦続いた負けなしもここまでか、と思いました。
しかし樋口監督は諦めていませんでした。交替カードを次々に切っていきます。
FWを追加し、DFをMFに替え、なんと3−3−3システムに。
また、1人少なくなったのが起爆剤になったのか、選手の動きがだんだんと良くなっていきます。・・・何で!?
特に臼井選手のボールを奪う動きは素晴らしかったと思います。いつも闘志全開の臼井選手は、この試合でも健在でした。
DFもMFもこなせる臼井選手は貴重な存在です。欠員の補填、戦略の幅等、臼井選手からもたらされる恩恵は図り知れません。

とはいえ、鳥栖も歴戦のチーム。ようやく形勢を五分に戻したという感じ。
この窮地を救ったのは、鹿島からレンタル移籍してきた石川選手でした。
後半36分。なんとこのゲーム初めてのCKから絶妙のボールをゴール前へ。豊田選手が頭で合わせて同点!
さらに5分後。ペナルティエリア外からのFKに、横山選手がダイビングヘッドで逆転ゴール!

どちらもいいボールをゴール前に上げた石川選手。凄いです!

そして試合終了。少ないチャンス、しかもセットプレーのみで得点した山形が勝利しましたが、内容は完全に鳥栖に軍配が上がったゲームだったと思います。
あとほんのちょっと歯車が噛み合えば、鳥栖は間違いなく上位にきますね。今の順位が信じられないほど良いチームです。

何はともあれ第1クール2位で終了と、かつてないほどの好成績。
って考えると嬉しいんですが、1〜3位まで勝ち点差なし。4位は1差。その下とても、十分追いつく可能性があるほど詰まっています。
まだまだ厳しい、そしてハラハラドキドキの試合が続くんでしょうなぁ。

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