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興奮がおさまらず
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RASCAL07
2007年04月26日 01:38 visibility53
VS仙台戦に行ってきました。
いつにも増して胸の奥から「負けたくねぇ」って気持ちが湧きだしてくるのは、みちのくダービーだからってわけじゃなく、単に仙台サポさんの罵声とブーイングのせい。いや、これが仙台サポさんのデフォルトだって知ってはいるんですが。
今回、DF木村選手、MF財前選手が怪我で欠場。さらにこちらは中3日に対して、仙台は前節お休みというハンデ。
とは言いつつも、実は私はあまり悲観はしていませんでした。
山形は日程的にきついときほど、不思議と善戦するというイメージがありまして。
日水土と1週間で3試合なんてことがJ2リーグにはあったりしますが、終わってみれば2勝1敗とか、2勝1分とか意外と勝ち越してたりするんですよ。・・・気のせい?
雨が降り、ピッチコンディションが悪い中、試合開始直後はいい感じの攻めでした。ここで1点入れておけば、後がずいぶん楽になったのかも知れません。
結局得点を奪うことはできず、その後カウンター気味にスルーパスを通され、開始5分であっさり1点を入れられます。
これはもう見事なゴールだったとしか言えません。あれをやられれば、失点やむなしと言えるほど見事なパスとシュートでした。
仙台はサポーターがアレですが、選手はやっぱり上手いし強いですね。脱帽です。
その7分後ぐらいにCKから小原選手が頭で押し込み同点にすることができたのですが、中3日の影響か、FW2人の動き出しがどうにも一瞬遅れる様な気がしてなりませんでした。
また、守備の面でもいまいち安定感がありません。簡単にパスを通され、サイドを崩され。
結局それがオウンゴールという形で相手に2点目を献上することになったのではないでしょうか。
ゴール前に上がったボール。いつもならGK清水選手が飛び出して処理するぐらいの位置。実際、清水選手は飛び出す素振りをみせたのですが、落下地点に味方DFがいるのを見てまた戻ってしまいました。
ゴール前には相手選手は1人。それにはちゃんとマークがついています。
しかし、落下地点にいた味方DF2人がなんか交錯したのかミスキックなのか、ボールはこちらのゴールへ。
この失点のみが、この試合で唯一悔やまれるところです。
山形の選手のエンジンがかかってきたのは前半30分すぎくらいから。
水たまりのあるピッチの中、パスが繋がり始め、セカンドボールも拾えるようになります。
そしてまたもやCKから、今度は豊田選手がゴールを決めまたもや振り出しに戻します。
2回続けてCKからの得点というのは、喜んでいいのかラッキーと思っていいのか。
先制されはしましたが、五分五分くらいで前半が終了。
前節徳島戦よりはなんとか戦えてる感じがしました。何故だろう?
チームの調子がまた上がってきたのか、仙台が徳島より弱いのか。
ありえないけど、できるなら後者希望です(笑) いや、徳島強いって、ホント。
後半始まってすぐ相手DFがレオナルド選手と交錯し、1発レッドで退場。
相手が1人少なくなりましたが、山形にとっても痛い。なんせCBの代わりがいないんですから。
びっこ引くレオナルド選手を替えなかった、替えられなかったことからも、その痛手はわかるとおもいます。
不安が的中というか、その直後仙台の選手がペナルティエリアで倒れてPKに。しっかりと決められ、三度追う立場になってしまいます。
1人少ない仙台が点をとるには、確かにそうするしかないですね。ここでもやはり仙台の上手さがあると感じました。
攻めるしかない山形。猛攻をかけるも何度と無く跳ね返す仙台。
引くに引き、守りに徹する仙台の姿を見て、「このまま負けたら、『1人少ないながら勝った仙台』とかって絶賛されちゃうんだろうな」なんて考えが頭によぎります。
しかししかし、山形の攻めがだんだんと仙台の守りを押し始めたではないですか。
状態の悪いピッチのおかげで仙台のクリアが遠くまで飛ばず、セカンドボールをことごとく拾えたからではないかと思います。
引きに引きまくってゴール前に仙台の選手が集まっていたのも、それを手助けしたのではないでしょうか。
ゴール前の混戦から、宮沢選手が値千金の同点ゴール!
三度先制され、三度追いつきましたよ。この試合、ほんっとドキドキしっぱなしです!
この時点で残り時間5分+ロスタイム
仙台は1人少ないハンデを受け攻め手に欠けていたこともあり、最後までずっと山形ペース。
期待感に胸を膨らませて絶叫してたのですが、さすがにそこまで甘い相手ではありません。
最高潮の盛り上がりのまま試合終了。引き分けとなりました。
引き分けで終わりはしましたが、非常にエキサイティングで見応えのあった試合でした。
辛口の人から言わせれば、「山形、仙台共に勝ち点3を逃した」という評価なんでしょうが、前節と違い次に期待が持てる内容でしたし、冒頭のハンデがあった割に大健闘したと私は思います。
心配なのはレオナルド選手の足の具合。大事になってないことを祈るばかりです。
試合の興奮が続いたまま長々と書いてしまいましたが、読んで下さった方がいましたらありがとうございます。
あー、喉いてぇ。
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- 事務局に通報しました。
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