ドイツの皇帝、去る。

  • えつこ
    2012年10月05日 01:21 visibility71

ほんの短い期間でサッカー界の皇帝とF1界の皇帝が引退を発表しました。

ミヒャエル・バラックとミヒャエル・シューマッハ。
不思議な縁か…両者が同じ国に生まれ、同じ名を与えられ、同じ二つ名で呼ばれ、世界中で闘っていた。


大きく違うのは、勝ち取った栄冠の数。

バラックさんはシルバーコレクターと揶揄されたように、バイエルンでの国内優勝があっても国際大会ではタイトルを掴めなかった。

対してシューミはフェラーリで圧倒的な力を見せ続けて3連覇するなど世界最高の名を欲しいままにしていた。
アイルトン・セナをも向こうに回していた時もあった。


シューミは2度目の引退。
復帰後は結果を残せなかったけど、さすがの走りも見せてくれてた。

バラックさん、レバークーゼンに復帰後は監督との確執もあったけど、ヒーピアさんとサーシャさんの二頭体制になった時には輝けた。



2人とも、万人に愛されたわけじゃなかった。
愛する人がいて、揶揄する人がいて、畏れる人がいて…

でも万人が認められることがある。
それは彼らが世界の第一線を歩んでいたこと。


シューミはまだレースが残ってるから…あと少しだけ見ていられる。
鈴鹿…やっぱり行きたかったよ。こうなるなら尚更さ。



バラックさん、同じ誕生日っていうこともあって応援してた。

あの熱さ、一つ一つのダイナミックなプレーが大好きだった。
それが見られなくなるのは寂しいけど、いつかあなたが育てた選手が、あなたを慕ってプレーした選手が、あなたが叶えられなかった世界制覇という夢を現実にしてくれますように。


お疲れ様でした。
2人が愛するそれぞれのスポーツから離れずにいてくれたら嬉しい。



あなたたちは偉大です。
興奮を与えてくれて本当にありがとう!!!

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